日本で慣れ親しんだものよりもだいぶ大人っぽく、シックなデザインの本

 

 

 

 

フランクフルトの本屋さんで見つけた、赤いハードカバーの「グリム童話集」。グリム兄弟の母国語で書かれたこの本には、白雪姫やブレーメンの音楽隊、ヘンゼルとグレーテル、カエルの王子様、ラプンツェルなど、グリムの名作36話が収められています。

表紙は、おばあさんを装った狼を訪ねて行く、赤ずきんちゃんのクライマックスシーン。ちょうど部屋に入ったところでしょうか、赤ずきんちゃんは後ろを向き、表情が見えませんが、リラックスした姿勢から、まだ狼をおばあさんと思い込んでいる様子です。

日本で慣れ親しんだものよりもだいぶ大人っぽく、シックなデザイン。芸術性の高いイラストと、質の良い艶消しの表紙の素材がすっかり気に入ってしまい、自分用のお土産として購入しました。

ドイツ語は読めませんが、ドイツで語り継がれたグリム童話を現地語のまま持って帰るのは、思い出のドイツをちょっとだけ切り取って手元に置いておくような感覚があります。

5年後、10年後にもまだ読み終わっていないかもしれませんが、この本は、あのとき自分が確かにドイツの本屋さんにいた証拠。背表紙の素敵な本棚のアクセントとして、末永く大切にできそうです。

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■グリム童話集
購入可能な場所:ドイツ国内の本屋さん
タイトル:Grimms Märchen
著者:Brüder Grimm
出版社:Cecilie Dressler Verlag GmbH & Co.KG
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