Bangkok Sea Shell Museum

貝、貝、貝。3フロアある施設内は、とにかく貝殻だらけ。600種以上を展示した「Bangkok Sea Shell Museum」は、マニアックな展示物とは裏腹に、バンコクでも高級エリアに属するシーロムに位置しています。

この博物館は個人運営で、オープンしてからまだ2年ほど。ジュエリーショップを経営するオーナーは、子供の頃から石や貝に興味を抱き、こつこつと集めてきたそうです。多くは自身が漁村に赴き収集したものですが、寄付された貴重なものも多数あるとか。

マレーシア、インドネシア、それから日本の近海など、世界中の貝がところ狭しと展示されています。自分の住処を他の貝やサンゴなどでデコレーションするものや、上下に開くのではなく、ハート型の貝殻が左右に開くフィリピン産リュウキュウアオイ貝、その価格はなんと10,000,000バーツ(スタッフ談)という、複数の巨大なアンモナイトが集まった化石岩など、貝マニア垂涎の品々(スタッフ談)のオンパレード。
 

 

 

 

このスタッフに「この博物館で一番貴重な貝はどれですか?」と訊いたところ、あまりにも多過ぎて答えに困るとのことだったのですが「普段は深海に棲息しているが、大地震で津波がおこったさいに発見された貝」が彼女のイチオシとのことでした。

真珠、カメオ、螺鈿、それから古代の通貨として流通していた宝貝の存在。あらためて考えてみますと、生物自身の骸がこれほど貴重とされ、美術的価値を持っているというのは、とても不思議に思えます。

「自然は神の芸術なり」という、ダンテの言葉を再認識できる「Sea Shell Museum」をぜひ訪れてみてください。

■Bangkok Sea Shell Museum
住所:1043 Silom Rd, Si Lom, BangRak, Bangkok, 10500
電話:+66-2-234-0291
営業時間:10:00~18:30
定休日:年中無休

※データは記事公開時点のものです。入場料:150バーツ
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