ありのままの万里の長城の姿！「墻子路」

現地人ならではのおすすめスポット

北京には「天安門」「王府井」「万里の長城」等々、どのガイドブックにも必ず載っている様々な有名スポットがあるのは確かです。しかし、現地人しか知らない、現地人ならではのおすすめスポットがあります。それが「万里の長城‐墻子路」です。

最大の魅力は修復されていない自然な姿

万里の長城には多数の観光スポットが存在しますが、大部分は数十元という高額な入場券の購入が必須です。しかし、墻子路は完全無料、交通費以外お金はかかりません。管理がされていないため入場無料となっていますが、修復されていない自然な姿を見ることができるのが最大の魅力です。長城の歴史、中国の歴史を肌で感じ取れる場所は此処意外にはありません。

私は万里の長城のその他観光地にも行ったことがありますが、観光地となっている場所はそれだけ現代化しています。全く関係のないお土産が並んでいますし、サンドウィッチのファーストフード「サブウェイ」がある観光地も。
地元の方からすれば、長城はお金儲けのための道具に過ぎないのかと思ってしまいます。長城自体かなり修復されていますから見た目は良いのですが、「人工化が発展した観光スポット」、という印象です。しかし、墻子路は長城の修復は一切ありません。その分歩きづらいという難点はありますが、時代と歴史を噛みしめながら歩く長城散策は、他の場所では決して味わえない観光スポットなのです。

墻子路は１年中観光可能ですが、場所は北京の北部、晴れていても雪が積もっていることもあります。冬以外の季節を選んで散策することをオススメします。

■万里の長城 墻子路
住所：北京市密雲県墻子路村
営業時間：24時間
定休日：なし
アクセス：北京東直門バスターミナル バス980路→北京密雲鼓楼北駅 バス１６路→終点「墻子路駅」→徒歩15～20分で墻子路に到着
参考サイト：www.17u.com/news/shownews_2495083_0_c.html

※データは記事公開時点のものです。