映画「天使と悪魔」の舞台となった 「キージ家礼拝堂」

 

 

キージ家礼拝堂は、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会の入り口左手にあるキージケ家の礼拝堂で、ルネサンスの寵児ラファエロが設計し、100年後にベルニーニが完成させました。

「ローマはベルニーニのためにあり、ベルニーニはローマの為に生まれた」、そう讃えられたバロックを代表する彫刻家の彼の作品は、ローマの至るところにあります。

サンピエトロ広場には、レリーフが。このキージ家礼拝堂からまっすぐローマの街を横切った先にあるサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会には、「聖テレーザの法悦」が。ナヴォーナ広場には四大河の噴水。そしてカステル・サンタンジェロに向う橋には天使たちの彫像があります。

こう辿っていくうちに、映画好きの方ならばぴんと来られたのではありませんか?

そうです。わたしはあの「天使と悪魔」の道筋を忠実にたどったのです。物語の中ではなぞ解きをした主人公のラングドン教授が、最初に啓示の場所として、ラファエロの墓を目指しますが、それがこのキージ家の礼拝堂です。

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そのシリーズを知らない方でも、赤い大理石のピラミッドがそびえたち、髑髏を床に描かれた礼拝堂は、見ごたえ十分だと思います。

そうそう。礼拝堂を見た後は、教会の床材の一部と化し、人々に踏まれて摩耗した石棺の蓋もぜひご覧ください。

わたしは踏めませんでしたが、教会を訪れるヨーロピアンと思われる人々が遠慮なしにその上を通る姿を見て、日本人との死生観の違いを肌で感じることができると思います。

■サンタ・マリア・デル・ポポロ
住所:Piazza del Popolo 12, 00187 Roma
電話:+39 06 361 0836

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