「デートに映画」ではなく、「デートにアメドラ」

「デートに映画」は定番ですが、「デートにアメドラ(アメリカドラマ)」はまず聞きません。映画館には行きやすくても、アメドラは否応なしに男女どちらの自宅に場所を移すしかないですもんね。ハードルは映画よりは高いのかも。しかし、ものは考え様。映画は一度みたら終わりですが、アメドラはシーズンが延々と続くため、男女で一緒にはまれたらその後も長く一緒に観ることができますよね? 今回はそんな男女一緒にはまる可能性の高い、中毒性のあるアメドラを紹介したいと思います。

答えのない難題に悩む女性医師2人に寄り添いたくなる。
『プライベート・プラクティス:LA診療所』

アメドラ

女性医師2人を中心とした現代版医療ドラマ『プライベート・プラクティス:LA診療所』

「妊娠」とか「出産」をテーマにしたドラマって男女で観るにはタブーだと思われがちですが、その考えは化石化しています。「妊娠」や「出産」をどっぷりテーマにしたドラマこそ、微妙な関係の2人で観るべきだと私は提案したいです。

2007年にアメリカで放送開始となったハートフル医療ドラマ『プライベート・プラクティス:LA診療所(以下、プライベート・プラクティス)』。本作は世界的な人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のスピンオフ版としてスタートしました。『グレイズ・アナトミー』の舞台であるシアトルの大病院で新生児医療を専門に名外科医として大活躍するアディソンでしたが、外科部長への夢が断たれ、自身の一時の過ちが原因で同業の夫デレクとも離婚してしまいます。長年駆け抜けてきた人生のベクトルを見失ってしまい、シアトルの大病院を退職。親友のナオミが経営するロスにある共同医療センターで開業医として働く道を選びます。

そんなところからストーリーはスタート。正直、『グレイズ・アナトミー』の大病院の救急センターのりがあまり好きではなかったので、はじめはどうかなぁと思ったのですが、バタバタと喧噪感漂う『グレイズ・アナトミー』とは真逆のゆったりさで進む、スピンオフ作品とはいえ両極端な位置にいる2作です。

「共同医療センター」ってなんぞや?と思う人もいるでしょう。本作の舞台となる「共同医療センター」とは、それぞれの分野の専門医が開業医として集まって、設立した医療センターですね。オフィスシェアの医師バージョンといったところでしょうか?

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