チーズからゴボウ味まで!自家製のシフォンケーキがおすすめ

 

 

「山高きが故に貴からず 樹あるをもって貴しとなす」
これは弘法大師著と言われる「実語教」の一文です。平安時代に作られ、鎌倉時代に普及した書物で、対句構成であるのが暗記しやすく、江戸時代、寺子屋の素読用教材として広く用いられました。明治になってアルピニズムの考え方が西欧から導入されるまで、信仰の他、樹木伐採や鉱山、狩猟などの実利目的以外で山には入ることはありませんでした。現代は山の貴さは高低だけでも無く、樹木の有り無しでもありません。ただ個人的には森が好きなので、「樹あるをもって貴し」は座右の銘です。

さて、山梨県北杜市白州。甲斐駒ケ岳の麓、近くに尾白川が流れるカフェ『テラス』。お店の前にはご主人夫妻が、中央線沿線で探しに探した風景が広がります。

 

 

まずは、棚田が広がり、その先には約30キロに及ぶ台地「七里岩」が横たわります。八ヶ岳の火砕流が形成した台地で、南側に流れる釜無川の侵食により高さ10mから40mの断崖が形成されています。七里岩の奥には、左手に八ヶ岳、中央に金峰山方面、右手は茅ヶ岳方面の山々が連なり、正にお店の名の通りの山々を望む「テラス」です。

奥さんの作るホームメイドケーキは、「プリン」「チーズ」「洋ナシ」「シフォン(ゴボウ)(ユズ)」などあり、ほのかに山の香りがするようです。「今日のケーキは何?」と電話で確かめて下さいとは奥さんの弁。そうそう、僕は「ゴボウのシフォンケーキ」と「チーズケーキ」を頂きました。カフェは「ケーキあるをもって貴し」かもしれません。

■カフェ テラス
住所:山梨県北杜市 白州町白須8002-2
TEL :0551-35-4565
営業時間:10:00~18:00
定休日:木曜日
アクセス:国道20号「中学校東」を折れ、甲斐駒ケ岳、尾白川渓谷へのアクセス道路「べるが通り」の終点に建っています。

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