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松本城裏手にひっそり佇む良縁の神様「松本神社」

松本を訪れたら「松本神社」がオススメの観光スポットです。松平永兼の御霊を祀り暘谷大神社としたのが始まりの松本神社は、現在では郷土発展と縁結びの神様として知られています。また街の喧騒から外れた静かな雰囲気で、鳥居越しに松本城を見ることが出来ます。

投稿記事

静かで別次元の雰囲気のパワースポット

 

 

松本城のすぐ北側にある松本神社。郷土発展と縁結びの神様として知られています。

祭神は松平永兼、戸田宗光、一色義遠、松平康長、松姫。松本神社は、寛永13年(1636年)、丹波守光重(戸田氏)が明石城内に叔父である松平永兼の御霊を祀り暘谷大神社としたのが始まりだそう。松平永兼は戸田松平家信濃国松本藩の嫡子で、戸田氏嫡流である松平康長の長男であるにもかかわらず病弱だったため家督を継ぐことができませんでした。

その後、享保11年(1726年)、暘谷大神社は松本に遷り、寛政9年(1797年)には戸田宗光(戸田氏中興の祖)の今宮八幡宮と、一色義遠(戸田氏以前の三河国田原領主)の片宮八幡宮を勧請して合祀。天保2年(1831年)には松平康長(徳川氏の家臣で戸田松平家の祖で永兼の父)の共武大神社と、松姫(康長の正室で永兼の母)の淑慎大神社と合祀し五社(ごしゃ)となりました。

 

 

永兼が祀られてから約200年。長い年月を経て、その父と母とが再びめぐり会うことができたのです。暘谷大神社は、昭和28年(1953年)、若宮八幡宮の島立貞永(松本城(深志城)の築城者)との合祀を期に、名称を松本神社と改めました。城址公園の喧騒とは裏腹に、境内はひんやり静かで別次元にいるようです。

■松本神社
場所: 長野県松本市丸の内10-37 
電話番号:0263-32-8514
アクセス: JR「松本」駅より徒歩25分 松本城裏手

※データは記事公開時点のものです。

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