外貨預金・外貨MMF/初心者のための外貨預金のはじめ方・選び方

外貨普通預金でリアルタイムトレードをする方法

1日の間に大きく動くこともある為替レート。その動きに合わせてリアルタイムに取引できる外貨預金をご紹介します。

國場 弥生

執筆者:國場 弥生

外貨預金・外貨MMFガイド

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通貨は1日で数円動くことも

PCやモバイル、スマートフォンなどを活用してリアルタイムトレード

PCやモバイル、スマートフォンなどを活用してリアルタイムトレード

このところの円安で、外貨預金に興味を持つ人が増えています。以前は、為替手数料が割高だったり、金融機関が顧客へ為替レートを提示するのが1日に1度だったために、刻々と変化する為替レートを捉えることが難しかったのですが、為替手数料の安いネット銀行が誕生したことやインターネットを介して外国為替市場で取引されている為替レートをすぐさま顧客へ提示するレートへ反映できるようになったことで、外貨預金の利便性はずいぶん高まっています。

為替レートは、1日の間にも大きく動くことがあります。たとえばアメリカ政府の要人が円安ドル高を容認する発言をしたことが伝えられた今月11日には、1日の間にドル/円の為替レートが2円以上動きました。こうしたときにも、変化する為替レートをリアルタイムに確認しながら取引できる金融機関が増えてきています。

為替取引はオンラインが便利

為替レートが秒刻みで変化することを考えると金融機関の窓口へ行くよりPCやスマートフォンを利用したオンライン取引が便利。為替レートをチェックするにも手軽ですし、あらかじめ“このレートになったら取引する“と指定しておく「指値注文」や目標のレートになったら届く「お知らせメール」も忙しい人のお助けツールになるはずです。ただし、オンライン取引では桁数の入力間違いなどのミスも起こりやすいので注意してくださいね。

為替手数料の安い金融機関を選ぶ

外貨預金にも円預金と同じように普通預金や定期預金がありますが、為替レートの動きを利用した利益(為替差益)を狙うなら、期間のしばりがなくいつでも引き出すことのできる普通預金がおすすめです。また、せっかく為替レートが円安に動いても為替手数料を支払うと元本割れになってしまう、ということがあるので、為替手数料の安さは金融機関を選ぶときの重要なポイントです。

ネット銀行は、為替手数料が比較的割安に設定されています。たとえば、ソニー銀行では1ドルあたり15銭(片道)、住信SBIネット銀行では9銭(片道)、楽天銀行では25銭(片道)となっています。ネット銀行以外でも、キャンペーンや預金残高に応じた為替手数料の優遇を受けられることがあるので、チェックしてみてくださいね。主な金融機関の外貨預金金利や為替手数料、キャンペーン情報はこちらでもご覧いただけます。
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