お取り寄せグルメ

貴重な冬の赤い宝石箱「香箱ガニ」

雌のため小さく身も細いので、普通のズワイガニやタラバガニと比べると、食べる箇所自体は少ない「香箱(こうばこ)ガニ」ですが、このカニの真の魅力は身ではなく甲羅の中にあるのです。

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香箱ガニの真の魅力は身ではなく「甲羅の中」にある

 

『茹で香箱』【小サイズ】1匹:840円~1200円(税込)、【中サイズ】1匹:1575円~2000円(税込)、【大サイズ】1匹:3150円~3500円(税込)


冬の味覚の王様、カニ。毎年寒くなってくると、カニを楽しみにしている人も多いと思います。カニの種類といえば、タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニが主ですが、「香箱(こうばこ)ガニ」というカニを聞いたことがあるでしょうか。

香箱ガニというのは雌のズワイガニのことで、主に北陸地方で獲れるカニのこと。金沢で『カニ』といえば、基本的にこの香箱ガニをさします。

雌のため小さく身も細いので、普通のズワイガニやタラバガニと比べると、食べる箇所自体は少ないですが、香箱ガニの真の魅力は身ではなく甲羅の中にあります。

ぷちぷちとした食感の茶色の卵(外子)、目に鮮やかなオレンジ色をした未成熟卵(内子)が絶品なのです。酢醤油(もしくはポン酢)を垂らして食べるのですが、濃厚で甘味があり、一度食べると病みつきになるでしょう。

しかし、そんな美味しい香箱ガニですが、毎年11月6日~1月6日までの、たった2ヵ月しか獲れない貴重なカニ。カニの数を減らさないように産卵する雌を保護するため、漁期が格段に短いのです。

そのため、ほとんどが地元で消費され、外にはあまり出回らない香箱。ぜひ1度ご賞味あれ。ただし、今年度はもう少しで禁漁になるので、お取り寄せはお早めに!

<DATA>
金沢の台所 近江町市場

※上記データは記事公開時点のものです。
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