冬はレザーパーティの季節です

BLACK BALL

一昨年のShangri-La 28「BLACK BALL」の1シーン。レザーのハードさとファッションが見事に融合したカッコよさがあります。

海外のゲイパレードを見たことのある方は、巨大なフロートにゴージャスなドラァグクイーンやマッチョな男の人たち(GOGO BOY)がたくさん乗って楽しそうに踊っているのを見たはず。ゲイカルチャーといえば、こうしたクラブをベースとした音楽やパフォーマンスが代表的です。そもそもHOUSEミュージックはゲイシーンから誕生した(「GOD」フランキー・ナックルズが発明した)ものですし、クラブとゲイシーンは切っても切れない関係にあります(ゴトウもゲイナイトが大好きで、43歳になった今でも月3~5回は行っています。パートナーもDJだし)。日本でも伝統的なゲイバー(スナック)の文化にクラブカルチャーがミックスされて今があるという感じです。

そんな海外のゲイカルチャーの重要な一角を占めているのが、レザーです。ゲイパレードにも必ずと言っていいほどレザーマンたちが参加していますし、クラブパーティやMr.レザーコンテストを開催したりという大きなシーンがあります(日本だと10年前のHGのイメージが強いと思いますが、ハードゲイという言い方は日本独自のものです)。ゲイゲームズ(ゲイのオリンピック)でも、巨大なクラブで5夜にわたって開催される盛大なパーティ中の1つに「BLACK PARTY」があります。

レザープライド

レザープライドフラッグのデザイン。日本のゲイパレードでもこの旗をもって歩く方がちゃんといます。

アメリカのゲイライフについて書かれた本を読むと、レザーやラバーにフェティシズムを感じる人たちやSMなどのハードなプレイを愛好する人たちは(女装者などとともに)ゲイの中でも差別されてきたことがわかります。彼らはコミュニティを作り、セクシュアルマイノリティのシンボルであるレインボーフラッグのように、レザープライドフラッグを掲げ、パレードなどにも参加してきました。レザープライドフラッグの黒はレザーやラバーを、青はブルージーンズを、白はサポーターを(このコミュニティに属する人たちが互いに愛情をオープンに表現するときの純粋さを指す、という説もあります)、そしてハートはレザーマンたちのあたたかい心を表しているそうです。

日本では残念ながら、まだまだレザーは浸透しているとは言えませんが、海外のレザーシーンに魅了された人たちによって年に数回、パーティが開かれています。先日も二丁目の大きなハコでレザパが開催され、カッコいい兄貴たちが多数集い、あたたかく楽しく盛り上がりました(ゴトウがこれまで見てきた経験から言うと、レザー好きな人に悪い人はいません。本当に優しくてオトナの魅力にあふれた方たちばかり。なので、そんな兄貴と出会いたい人は、ぜひレザパにお出かけしてみてください)。また、3月9日のShangri-La 37「BLACK BALL」もレザーをフィーチャーしたパーティですので、お楽しみに!