今回は、お母さん猫と離ればなれになった赤ちゃん猫の授乳風景をお届けします。

お母さん猫と離れる理由は様々ですが、どんな場合でも子猫をみつけた人が最初にしなければいけないことは、保温です。低温やけどに注意しながら、ペットヒーターやカイロ、湯たんぽなどで子猫の身体全体を暖めてください。

身体が温まったら、ミルクを用意します。人間用の牛乳は下痢になることがありますし、子猫には栄養不足なので、必ず子猫専用のミルクをご用意ください。もし、ほ乳瓶が手に入らなければ、注射器やスポイトで与えても構いません。最初は吸い付くのが下手な子も、根気強く続けていると上手に吸えるようになります。

幼い間は、1回に飲む量が少なく2~3時間おきに与える必要があります。子猫のお世話中は睡眠不足になりますが、それもせいぜい10日くらい。勢いよく吸い付きすぎて気管に入れないようにすることと、お腹の調子に注意しながら、たっぷりの愛情と共にミルクを与えてください。

満腹になったら、テッシュなどでお尻をぽんぽんと軽く刺激して、オシッコとウンチを促しましょう。

寝ながらでも飲み続けます~

生後1週間過ぎの茶白の男の子です。上手にたくさん飲めるようになってきて、後半は半分寝ながら飲んでます(笑)。ここで使用しているほ乳瓶、実は子供さんのおもちゃのミルク飲み人形についているほ乳瓶。吸い口が小さいので、子猫に向いています。
寝ながらでも飲み続けます~

寝ながらでも飲み続けます~


飲み方に迫力が!

生後2週目を過ぎたキジ白くんです。このくらいになると飲む量も増え、また飲み方に迫力が出てきて、一気に吸い込んでいきます。ここで使っているのはシリンジ。特に押さなくても、子猫は自力でぐんぐん吸い込みます。
飲み方に迫力が!

飲み方に迫力が!


もうないよ!

生後2週半くらいのキジくん。あまりにもたくさん飲むので、横にシリンジにつめたミルクを10本くらい用意しておきます。もっと容量の大きなシリンジの方が良いのでは?と思われるかも知れませんが、大きすぎるシリンジだと一気にミルクが入って誤飲する恐れがありますので、5ml位までのものが一番使いやすいです。
もうないよ!

もうないよ!


続いてはほ乳瓶大好き!と離乳食スタートです~

吸い付いたら離さないよ~

生後10日目くらいのクリーム&ホワイトくん。乳首の感触がちょうどいい具合に柔らかくなってきて、とても飲みやすいみたいです。一度吸い付いたらこのまま持ち上げられるほどの吸引力です(笑)。
吸い付いたら離さないよ~

吸い付いたら離さないよ~


ミルクの次は離乳食

生後3週過ぎのキジ白くん。3週以上になったら、離乳食を少しずつスタートします。最初は咀嚼して飲み込むのが下手です。ミルクのつもりでチューチュー音を立てて吸い付こうとします。離乳食は退院サポートや高栄養食など、お腹に負担が少ないものを用意してください。
ミルクの次は離乳食

ミルクの次は離乳食


どんなに頑張ってお世話しても成長できない子猫もいます。でももし手を差しのべなかったら確実に生き残ることができないいのち。わたしは子猫が一生懸命吸い付いてくれる姿をみるのが大好きです。

「生きろ!頑張れ!大きくなれ!」と心の中で応援しながらお世話をします。もしあなたが、いつか赤ちゃん猫と遭遇したら、是非生きるための応援をお願いします。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。