過払い金返還請求は独力でもできるけど……

貸金業者に払い過ぎた利息を取り戻す「過払い金返還請求」は、自分ひとりの力だけでもすることができます。

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過払い金の請求は自分ひとりの力でも解決できますが、デメリットも少なくありません

払い過ぎた利息(過払い金)がいくらあるのかを計算するには、これまでの取引履歴の開示を貸金業者に請求することが必要ですが、これは借りた本人(債務者)自身が消費者金融会社に直接電話やメールをして入手することができます。

また、その後の貸金業者との交渉も、裁判所へ訴えを起こすことも、制度上はすべて本人だけでできます。

この場合、専門家に依頼する必要はありませんから、その分の費用がかからないことが大きなメリットとなります。しかし、専門家に依頼する場合と比べると、以下のようなデメリットも覚悟しなければなりません。

過払い金返還請求を独力でする場合の3つのデメリット

第一に、当然ながら、手間と時間がかかることです。

おそらくほとんどの債務者は過払い金返還請求など初めての経験でしょうから、逐一調べながら手探りで手続きを進めていくことになり、大変な労力となります。また、訴訟が長引くと裁判所への出廷回数も増えるので、自身の仕事を休まなければならない日が多くなり、負担が大きくなります。

第二に、貸金業者相手に交渉を有利に進めづらいことです。

消費者金融会社も、これまで何千何万という過払い金返還請求に対応してきたプロですから、手続きに詳しくない債務者本人が交渉しても、軽く見られ、取引履歴開示や返還を拒絶されたり、丸め込まれて低めの金額で合意させられたりしてしまう場合もあるようです。

>>続いて第三のデメリットを見ていきましょう!