まずは、正しい洗顔

スキンケアの第一歩は洗顔です。「そんなこと、わかっている」という方は多いはずですが、意外とできていない方が多いのも事実。以前にも関連の記事を書いているので、ここでは詳細は省きますが、ぜひ一度、見直してみて欲しいものです。

洗顔

たっぷりの泡で洗顔することが大切。肌をこすらないように気をつけましょう

たとえば、「洗顔の重要性と正しい方法」では、顔をただ洗えばよいと思っている方に向けて、洗顔をする理由とそのプロセスを紹介しています。また、「意外と知らない間違い洗顔方法ワースト5」では、思わずやってしまう間違った洗顔のチップスを紹介しています。

上記のページを参考にして、肌に優しく負担をかけない洗顔法を身につけてください。次からは、今回の記事の本来の目的である具体的な保湿を詳しく説明していきましょう。

男性が保湿をするの意味は?

保湿

保湿=ベタつきと考えるのは間違い。きちんと保湿しないとかえってテカリを生むことに

洗顔後の肌は、乾いています。どんなに注意して洗っても、肌を守るべく必要な皮脂や潤いまで奪ってしまうからです。それを放っておくと、乾燥が深刻になってトラブルを起こします。たとえば、カサつきや赤く炎症を起こすことだって。

また、あまり知られていませんが、乾燥のためにかえってベタつきを生み出すこともあるんです。乾燥から守るために皮脂を多く分泌して、外的な刺激や内部の水分の蒸散を防ごうとするわけです。

そこで、洗顔後に保湿をするのが必須なんですね。効率的にするにはまず、水分を補給し、その後に油分を補給するのがベターです。水分の役割を果たすのが、化粧水やローション、トナーと呼ばれる水系の保湿剤です。

次のページから大切な保湿の順番を確認していきましょう。


水分を補給する

化粧水

化粧水は一度で塗らなくてもOK。肌が乾いているときは数回に分けて塗布しましょう

化粧水は、女性の場合、コットンを使って肌に浸透させることが多いのですが、ヒゲが多い男性は手でやってもOKです。化粧水を手にとって、乾燥しやすい頬やアゴ、フェイスラインを中心に洗顔後、素早く塗布します。

よく叩く人を見かけますが、肌への刺激となるのでお勧めしません。包み込むように軽く押し当てる方がよいでしょう。その後、額や鼻筋などにもしっかり塗布します。化粧水はタオルドライしてから、30秒以内につけるようにしてください。一刻も早く、水分を供給することが大切なのです。

もし、コットンを使いたい場合は、ヒゲで繊維がめくれあがらないものを選ぶとストレスが少ないでしょう。男性用のコットンも発売されているので、いくつか試してみるとよいかもしれません。

美容液で栄養を補給する

アイケア

乾燥しやすく老化が現れやすい目元はデリーケートなので、ケアにも細心の注意を払って

化粧水が完全に染みこんだら、次に、美容液を塗ります。先ほど「水分→油分」の順と言いましたが、美容液やポイントケアのアイテムはその間に挟んで使います。

美容液の目的はトラブルを解消するために特定の栄養を与えて、肌力をアップさせることです。化粧水で潤いが整う前の肌にいきなり美容液を塗布しても、そのパフォーマンスを最大に引き出すことはできません。高価なものが多いので、正しい使い方が必須。きちんと整肌した後に使いましょう。

まず、目元用のアイクリームから始めましょう。目元の皮膚はとても薄いので、それだけ乾燥しがち。早めにケアすることで、洗顔による乾燥リスクを減らすわけです。最も力の入りにくい薬指を使って、優しくケアします。

 

美容液

美容液は必要な場所にピンポイントで効かせましょう。使い方をしっかり読むべし!

その他、シミには美白系の美容液を、シワには高保湿系のものを、と目的に沿った美容液を塗ります。もし、2~3種類を使用する場合は、テクスチャー(質感)の軽いものから塗り進めるのがよいでしょう。美容液を塗りおえたら、10秒ほど手のひらを顔に当てて、その体温でより浸透させるとベターです。

 

乳液等で油分を補給する

クリーム

乳液やクリームは量を調節しながら使うと快適。多すぎても少なすぎてもダメなんです

美容液が十分に浸透してから、ようやく、油分を補給します。化粧水と同じように乾燥しやすい部分から、皮脂の分泌の多い部分へと2段階に分けて塗布します。季節や肌の状態によって量を調節してください。よく塗り慣れていない男性は、たっぷりと手に取ってゴシゴシとこするように塗ってしまいますが、それはNG。量が多すぎると、肌の上で余ってしまい、ベタつきます。

反対に量が少なすぎると、保湿の意味をなしませんから、自分にとってベストの量を見つけるまでは、根気よく挑戦してみてください。1週間もすれば、ぴったりの量が見つかるはずです。

油分の補給は乳液の他に、クリームやオイルがあります。それぞれ、特性がありメリットもデメリットもあります。慣れていない男性は、軽めの乳液から始めるのがよいでしょう。乾燥が厳しい冬にはクリームを使うのも◎。敬遠されがちなオイルは、成分によっては肌なじみがよくて、かえってベタつかないというケースもあります。

次のページで保湿後のケアを説明します。もうワンアクションすることで、ムダな老化を防ぐことができるんです。

日焼け止めでフィニッシュ

今までのプロセスをまとめてみますと、「洗顔→化粧水→(アイクリーム)→(美容液)→乳液」の順番です。トラブルがなければ、美容液は省いても構いませんが、顔の印象を大きく作用する目元のアイクリームはなるべくつけた方がいいと思います。

どのステップでも、完全に浸透してから次のステップへ移行してください。化粧水が肌の上に残ったまま美容液を塗布しても、どちらの効力も落ちてしまいます。

日焼け止め

昼間のケアの最後には必ず日焼け止めを。紫外線による光老化は一年中、あなたを襲います

スキンケアは朝と夜の2回で十分です。朝の場合は、日焼け止めを塗ることを忘れずに。夏場だけではなく、秋~冬にかけても必須です。光老化の原因となり真皮層へ深いダメージを与える紫外線A波は、一年中、降り注いでいるんですよ。

朝は保湿の後に、日焼け止めを塗る習慣を身につけてください。今では、オイルコントロールをしてサラサラに肌をキープしてくれる日焼け止め兼用の保湿剤も売られています。

それとは逆に夜は日焼け止め入りの保湿剤を使わないように注意してください。日焼け止めには紫外線散乱剤や紫外線吸収剤と言う成分が入っています。これらは紫外線防止には有効ですが、肌に負担をかけないわけではありません。夜、成長ホルモンを促して肌の新陳代謝が活発になる時に余計なものを塗布するのは、肌のためになりませんから。

スキンケアの順番を守るだけで、その効果は倍増します。正しい方法で毎日のケアをするように心がけてください。

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