natsumi

NATSUMI

神戸市北野にあるministudio。そこで、神戸テクミーという定期イベントが毎月開催されています。そこで行われた新年DJ会で偶然、お会いしたのが名古屋テクミーでも活動するNATSUMIちゃん。Missingsoulさんのプロデュースのもと、ほぼ自作自演で3作目となる『Pocketful of Dreams』が完成! リリース記念インタヴューです。

どうしてテクノポップガールに?

ガイド:
先日は初めてministudio新年DJ会でお会いしましたが、 NATSUMIちゃん、馴れ馴れしくちゃん付けで呼ばせて頂きます。初めてインタヴューに登場される方にはいつも名前の由来を訊いているのですが、本名ですよね。

NATSUMI:
先日はありがとうございました! NATSUMIは本名です!

ガイド:
何故か名古屋の方とは結構、縁があります。名古屋はテクノポップミィーティング(通称:テクミー)発祥の地(笑)ですからね。テクミーではよく活動されているのでしょうか?

NATSUMI:
そうですね。遊びに行ったり、たまにDJをさせていただいてます。テクミーに参加するようになって、たくさんの方との繋がりができました。私が今こうやって活動できているのも、ここでの出会いがあったからだと思います。

ガイド:
プロフィールを見ると、自らテクノポップガールと名乗っていますね(笑)。間違いなく、テクノポップが始まった頃、まだNATSUMIちゃんは生まれていなかったはずですが、どのようにしてそのジャンルの音楽に触れ、テクノポップガールにまで成長されていったのでしょうか?

NATSUMI:
はい(笑) 。実はもともとテクノポップというジャンルに対して強いこだわりはなく、好きな音楽を聴いて、好きなように曲を作っていたらそうなっていったんです。テクノポップガールを名乗っているのは、わかりやすいように、ですね(笑)。テクノポップを知ったのは中田ヤスタカさんの曲(そのとき聴いたのはMEGのアルバム『BEAM』でした)を聴いたのがきっかけなので、わりと最近です。

ガイド:
正直なご回答ありがとうございます! 特にお気に入りのアーティストは?

NATSUMI:
中田ヤスタカさんやPlus-Tech Squeeze Boxの曲は聴いててわくわくするので特に好きです。でも一番すごいなぁと思うのはマイケル・ジャクソンですかね。テクノポップじゃないですけど(笑) 。あと、ゲーム音楽や映画音楽にもいくつか好きなものがあって、中でも寺田創一さんが作曲を担当されている「サルゲッチュ」のサントラがお気に入りです。ゲームがへたくそな私でもハマった、思い入れのある作品なので(笑)。音楽に限らずですが、夢や希望、ちょっぴり切ない要素のあるものが好きです。ディズニーの世界のような……。そういったわくわくする要素をテクノポップに多く感じるのかもしれません(笑)。

YMOの……?

ガイド:
pocketfulofdreams

Pocketful Of Dreams

では、新作『Pocketful of Dreams』についてお伺いします。これは意識されたのかは分かりませんが、僕のような世代としては、YMOの「Pocketful of Rainbows(ポケットは虹でいっぱい)」にインスパイアされたのかなぁと……勝手に推測してしまいます。というのは、1曲目のエレクトロニカな曲も「Rainbow」だし、ジャケも虹っぽいし……。

YouTube(試聴できます)
NATSUMIショップ(ご購入はこちらで)

NATSUMI:
私は特に意識していませんでした。というか、今その曲を知りました(笑)。世代的に、Missingsoulさんはインスパイアされているところがあるかもしれませんね。

Missingsoulさんとの出会い

ガイド:
CDアルバムは面白い構成になっていますね。最初の7曲は、Missingsoulさんによるプロデュース楽曲、残り5曲はオリジナル。Missingsoulさんとは、どのようなご縁で一緒にやることになったのですか?

NATSUMI:

一昨年、ゲーム音楽系のイベントに遊びに行ったときに初めてお会いしまして、そのとき渡したデモCDがきっかけで曲をリミックス(リアレンジ?)していただくことになりました。ちなみにその曲は『Pocketful of Dreams』にも収録されている『We believe』という曲です。Missingsoulさんにしか表現できないものと私にしか表現できないものがあると思うので、この違った良さも楽しんでもらえたらいいなぁと思っています。

ガイド:
ほとんどの楽曲制作は自分でされていると理解しますが、だいたいどのような手順でやっていくのですか?

NATSUMI:
まず、テーマや伝えたいことの方向性をなんとなく決めて、そこから歌詞と楽曲を同時進行で作っていきます。歌詞は自分が思ったことや感じたことを表現したり、曲中の主人公の気持ちを想像して書きます。楽曲はキーボードで音を鳴らしながら手探りで音を組み立てます。ミックスもほぼ同時進行。歌は自宅で録っています。

切ない気持ち

ガイド:
「Weather」は、80年代の中盤から終盤にかけての懐かしいほんわかしたテクノポップの香りがします。切ない女の子の気持ちを感じます。NATSUMIちゃんが切なくなるのはどんな時?

NATSUMI:
そうですねー。伝えたい気持ちが伝えられないときとか、子どもの頃の楽しかった日々を思い出したとき、ですかね!

クラシックねた

ガイド:
僕はクラシックに詳しくないですが、クラシックねたの楽曲って好きなんです。「Happiness」は、「よろこびの歌」のフレーズが使われていますね。これは曲を作る前から、その発想だったでしょうか?

NATSUMI:
以前、専門学校で作曲を学んでいたのですが、そのとき「よろこびの歌」のアレンジを作る課題というのがあったんです。だけどただアレンジするだけでは面白くないなーと思って、今この時代を生きる自分が「よろこびの歌」を作るとしたら……という発想でこの曲を作りました。結果、先生方からは「これアレンジじゃなくてほぼオリジナルじゃん!」というツッコミをいただいたんですが、個人的に気に入っていた曲なのでオリジナルとして表に出すことを決めました(笑)。

ドラムン好き

ガイド:
「Raindrop」でドラムンベースが出てきたのが意外でした。この辺りも十分守備範囲なんですね!

NATSUMI:
実はドラムン好きで、最近までドラムンベースのイベントでDJをやらせてもらっていました。いいと思ったものはうまく吸収して、そこから新たな自分らしいものを生み出せたら面白いかなーと(笑)。

ダンス教えてください

ガイド:
「Voice of Love」、かっこいいです。これは、ステージでバックダンサーとPerfumeばりに踊って欲しいです。お願いします(笑)!

NATSUMI:
ありがとうございます! ダンス……実はニガテなんです! だれか教えてください~!(涙)。

今後の予定

ガイド:
スゴく思い入れをもって作られた作品だと感じました。これからの名古屋のテクノポップ・シーンを盛り上げてください。今後の活動予定、抱負などをここで教えてください。

NATSUMI:

今回のアルバム制作はいろいろと勉強になったし、いい経験になりました。今後も自分のペースを大事にしつつ、ナチュラルな想いを発信していけたら嬉しいです。自分もみんなも明るくポジティブになれることができたら最高ですね! あと、楽曲提供やゲーム音楽、映画音楽、CMなどいろんな音楽に興味があるので、 いつかやれたらいいなーと、こっそり思っています(笑)。
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