お金を貯める体質改善ノート/お金を貯める体質改善ノート

どこを節約していいかわかりません!を解消する

家計やりくりをうまくして貯金を作りたいのに、どこを節約していいかわかりません、どこが節約できるかわかりません、とおっしゃる方が多くいます。やみくもに見直しても、節約できるところを見つけるのは難しいかもしれません。今回は順を追って節約できるところを見つける見直しを一緒にやってみましょう。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

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どこを節約していいかわかりません!を解消する

どこを節約してよいかわからなければ、段取りをそろえて順に直していきましょう。意外と改善できるところがあるかもしれませんよ。

新年が明け、家計相談を希望される方の多くが「なかなか貯金できません。どこを節約してよいかもわかりません」とおっしゃいます。

消費税アップ前に住宅購入を、と焦っている方もいますし、家計の悩みは
「上がらない収入でどうやって資金を作っていくか」
「手取り収入減(増税)に耐えうる家計管理はどのように?」
というところに絞られているようにも感じます。

そこで、今回は家計を改善するための大まかな見直し方法をお話しします。

1、毎月の固定費の見直し

固定費とは、毎月かかる料金のことです。たとえば、住居費や通信費、水道光熱費などがこれに当たります。毎月かかる料金を抑えられると、生活自体が安い基盤で送ることができるようになりますので、可能な限り支出は抑えたいところですね。

通信費は意外と節約できる部分でもあります。携帯電話のプラン、携帯電話と固定電話の会社をそろえて割引サービスを受けるなど、各通信会社は使用料金が安くなるサービスを出してきています。契約内容が昔のまま、という方は特に見直しする価値があります。

また、自宅でネットを使える環境にしているのに、ネットはスマートフォンばかり使っているという人もいます。大人数の家族ならそれなりに意味のある使い方ですが、家族人数が少ないご家庭では「テザリング」を利用したほうが節約になります。ネット環境は複数いりませんからね。

最近は節電が広く言われているので、電気代への意識は高いと思います。あわててすべてをLEDに変えようとする方もいますが、これでは費用が掛かり、家計負担も多くなります。まずはよく使うところの電気、たとえば居間や子供の勉強部屋などを中心に変え、あとは順次という形でも、電気代節約の効果はあります。
このように無駄に払っている固定支出はないかなと一度見直し、無駄を見つけたら改善するように動いてみてください。

生命保険料も固定費に該当します。生命保険については、お付き合いで入った保険とか、自分で何となく判断してネットで入ったなどの場合、必要な保障以上の保障に入ってしまっているケースがあります。いわゆる保険料の払い過ぎ状態です。こういう場合は、保険料を見直すと、掛け金がかなり安くなることが多いものなので、見直す価値は大きいです。

住宅は、引越やローンの見直しなど大掛かりになってくるので、最終的な見直し事項と考えていただくのでよいと思います。

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