ニューリッチへの道/ニューリッチへの道

金持ちになるために「出口戦略」を考えた消費を!

投資の世界に、出口戦略という考え方があります。それは、その投資や運用をやめるときのやめ方です。買い物をするときにも、出口戦略を考えてお金を払うようにしてみてはいかがでしょうか。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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賢い人に「出口」として利用されるという危険性に気づこう

小麦粉は農家からメーカーに運ばれ、パンやクッキーに加工され、最後は消費者のところに届けられます。コーヒー豆も、農家からカフェへ運ばれ、最後は消費者のところにたどり着きます。原材料は加工され、運ばれ、組み立てられ、価値が加わりますから、もっとも最後の購入者が、もっとも高い値段で購入することになります。もちろん、加工された最終製品を買うことで、手間が省けたとか、おいしかったとか、それなりの効用もあるわけですが、もっと頭の賢い人に自分が出口として利用され、ババをつかまされないようにしたいものです。
 
お金を使うときに考えたいこととは

お金を使うときに考えたいこととは



投資の世界に、出口戦略という考え方があります。それは、その投資や運用をやめるときのやめ方です。たとえば不動産投資の場合、物件を取得して何十年か保有し、古くなったら誰かに転売する、というのが出口戦略のひとつの方法です。

その場合、売った人はうれしいですが、買った人は、もしかしたら掘り出し物を手にしたかもしれませんし、もしかしたらババを引かされてしまったことに気がついていないだけかもしれません。いずれにしても、後者のようにはなりたくないものです。そこで、ババを引かされない買い物の方法をご紹介します。

まず、モノは売る前提で買う、という視点を入れてみましょう。つまり、自分が使ったあと、売れるかどうかを考えてモノを買うようにする、ということです。

たとえば、自動車を買うとき、個人の趣味は置いておくとして、派手な色は避ける、最低グレードを選ばない、マフラーを換えるなど改造しない、というのはよくある考え方です。また、新型車種よりも、クラウンやスカイラインのように歴史があり、これからもブランドが存続しそうな車種を選ぶ。

もちろん、200万円で買った自動車を使い倒すのがもっとも安上がりな方法ですが、やはり乗っていて楽しくないし、燃費も悪いし、使い倒した後、価値はほぼゼロとなります。そこで、200万で買った自動車を2年後に150万で売り、また200万で別の車を買えば、差額50万円で買うことができます(諸経費はいったん除外して)。そうやって、中古車を2年ごとに乗り換えている人がいます。

自動車は通常、2年~3年でマイナーチェンジ、4年~5年でフルモデルチェンジをします。モデルチェンジをすると、現行モデルは古くなるので、中古市場では安くなる傾向があります。そこで、モデルチェンジ前に乗り換える、という方法もあります。

マンションや戸建は、個性的なものよりも、オーソドックスな間取りにしておきます。奇抜なデザインや特徴的な間取りは、確かに気に入ってくれる人がいれば、高く売れたり高く貸せたりするかもしれません。しかし、そういう買い手はそもそもパイが小さく、探すのが困難です。結果としては、売却価格は安くなってしまいがちなのです。

やはり、誰でも理解できるデザインの戸建住宅、誰でも使える間取りのマンションの方が、買いたいと思ってくれる顧客の数が多いため、リセールバリューは高くなります。

リセールバリューが高い商品を選べば、中古市場で高値で売却できます。たとえば、ノートパソコンならパナソニックのレッツノートなどですね。売った資金で、より少額の追加投資で、より高性能の新商品に買い換えることができます。そういえば、かつてNECのモバイルギアという製品を買って、中古パソコン店で売ったとき、買った値段とほぼ同じくらいの値段で売却できたことがあります。その後、ネットオークションを見たとき、元の値段より高い価格で落札されていました。

利用期間が短いものは、リサイクルショップで買い、リサイクルショップに売るという、リサイクルサイクルを回すと、安く上がります。代表的なのが、子供服などの子供用品です。子供はすぐに大きくなるので、新しい洋服を買ってもすぐに着られなくなります。兄弟がいればお下がりにする、という方法もありますが、一人っ子の場合は、コストパフォーマンスが良くありません。そこで、リサイクルショップで子供服を買い、着られなくなったらリサイクルショップに売る、という方法が考えられます。

また、利用頻度が少ないものは、あえて買わないで、レンタルできないかどうかを調べてみましょう。たとえば、スキー用品、キャンプ用品、乗馬用具といった趣味の分野では、年に何回か、あるいは数年に1回、といった程度の利用頻度ということもありますから、レンタルで済ませば安く上がります。祭りのときだけ浴衣レンタル、デートのときだけブランドバッグレンタル、めったに行かない海外旅行のときだけスーツケースレンタル、お見合いのときだけかつらレンタル……。

そうやって、自分が最後の出口となる購入者、つまり最終消費者にならないような立ち位置を保つような買い物も、工夫のひとつです。

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