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かわいくてご利益もある、一石二鳥の「赤べこ」

会津のお土産としてはずせないのは、会津の歴史に古くから伝わる「赤べこ」。首をゆらゆらとゆらす愛嬌のある赤い牛は、会津に400年前からある民芸品です。

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会津のお土産としてはずせない「赤べこ」の誕生秘話は!?

 

 

会津のお土産としてはずせないのは、会津の歴史に古くから伝わる「赤べこ」。首をゆらゆらとゆらす愛嬌のある赤い牛は、会津に400年前からある民芸品です。

「べこ」とは会津弁で「牛」の意味です。この赤い牛の張り子を、誰かのおうちのリビングや、喜多方ラーメン店などで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

赤べこの誕生は、約400年前に遡ります。807年に建立された会津柳津町(あいづやないづまち)の円蔵寺(えんぞうじ)が、1611年の会津地震で大きな損傷を受け、新しく建て直すことなった際、同じ被害を避けるために大きな岩の上に立てることになりました。

ところが、自動車も運搬する機械もなかった当時は、人の手で高い場所へ木材を運ぶのが大変困難で、作業に手間取り、人々は困り果ててしまったそうです。すると、どこからともなく赤毛の牛の群れが現れ、木材の運搬をするのに大活躍してくれたのだとか。町の人々はこの赤毛の牛たちに大いに感謝し、赤い牛の像を作って祭るようになった、それが赤べこの始まりだそうです。

会津で赤べこが1つもない家などめずらしいと思われるほど、無病息災や健康のお守りとして、古くから会津の人々に慕われている赤べこ。お土産屋さんをはじめ、大手のスーパーやデパートなど、会津のおみやげを売っている場所ならほとんどどこでも手に入ります。

キーホルダータイプや、携帯ストラップなど種類も豊富。かわいらしくてご利益もある、一石二鳥の赤べこを、ぜひ会津の旅の思い出として連れて帰ってあげてください。

住所:福島県会津若松市大町1-7-3(会津若松観光物産協会)
電話:0242-24-3000
営業時間:8:30~17:00
定休日:年末年始(12/29~1/3)
アクセス:
(バス)ハイカラさん「大町二ノ町」下車1分
(車)磐越自動車道「会津若松IC」から約10分
URL:http://www.aizukanko.com/souvenior/505/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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