津軽美人との語らいも楽しみの一つ

 

 

 

 

弘前には「弘前駅」と「弘前中央駅」があります。「弘前駅」はJR奥羽本線で「弘前中央駅」は弘南鉄道大鰐線のターミナルです。「弘前中央駅」はその名の通り弘前の繁華街近くに位置しますが、2両編成の銀色電車が停まるホームは一つで、終着駅の感じが強いです。

駅舎のファサードはまるで映画館のようでもあります。21:58終電が着くと間もなく、照明の消えたホームに一番電車が出番を待つように眠っている姿は心を打ちます。

ホームと並んで、流れる川は土淵川です。アップル食堂のある山のほうから流れはじめ、弘前の中心街を通って、岩木川に注ぎます。

弘前中央駅を出て、左、土淵川に架かる橋を渡ると、川端町の青い灯、赤い灯が見えてきます。橋を渡って、川沿いを右に折れて、50mくらいの所に緑色の「手作り料理 結き」行灯看板が呼んでいます。

少し重めのドアを開けると気合の入った、気さくなママや女性スタッフが迎えてくれます。若いスタッフは元気に、ちょっと若いスタッフはしっとりと。

お酒は弘前の「松緑」がすこぶる気に入っています。蔵は弘前城の近くにあり、お城の大きな松が目に浮かびます。何とも出しゃばらない、お料理を引き立ててくれる美酒です。

お客さんもいい方ばかり。それは私以外。先程、ママに電話して確かめました。今の旬は「横浜なまこ」これからはタラがおいしいようです。ちなみに「横浜」は下北半島の付け根のウチッカワです。「旬」はだいたい十日間のこと。早く行こう弘前へ。

■手作り料理「結き」
住所:弘前市川端町12-2
電話:0172-34-9077
営業時間:17:30-23:00
定休日:日曜日
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。