含み笑いに嘲笑。苦笑爆笑、苦笑いに微笑み。そして泣き笑い。笑いにもさまざまありますが、この作品はその全てを、観るあなたに体験させることでしょう。

あらすじと見どころ

シカゴのナイトクラブでスターになることを夢見ていたこの物語の主人公ロキシーは、不倫相手を射殺した罪で逮捕されます。そしてもうひとりの主人公ヴェルマも、おなじ夜に自分の夫とその不倫相手である実妹を殺した容疑で逮捕され、おなじ刑務所に収監されます。

そんなふたりを含む刑務所の女たちが、「あたしが何故こんなとこにいる羽目になったのか~」などと歌い踊る場面では、彼女たちのあっぱれなほどの開き直りっぷりに、あなたが男性ならば、苦笑するしかないでしょう。なにせ彼女たちの「犯罪」の被害者のほとんどは、配偶者であり男性ですから。

そしてもし観ているあなたが女性ならば、「あぁ、よくわかるわぁ」と、満面に笑みを浮かべて深くうなずくか、大口をあけて思いきり笑うことでしょう。わたしのように。

また、ロキシーが頼る敏腕弁護士、裁判に勝つためなら嘘でもなんでもつきます。売名のためならどんな相手でも引き受けましょうというビリーの厚顔無恥ぶりには、思わず嘲笑を浮かべてしまうかもしれません。

そんな彼を罵りつつも、裁判で陪審員の心証が良くなるならばと、刑務所で着ていたショーガール気取りの下着まがいのドレスから、貞淑な若妻のような黒いワンピースに着替えるロキシーをみて、あきれて笑うかもしれませんね。

上を向いて笑おう

腹を抱えたり、ぷっと吹きだしたり、はぁっとため息のようについたり。観ている間、いろんな笑い方をするとしても、やっぱり最後のシーンで貴方はきっと、何があろうと生き残ろうとする彼女たちのたくましい姿に、爽快な笑いを浮かべずにはいられなくなると思います。

いろいろままならないことの多い日々。鬱々と下をむいてため息ばかりつく貴方にこそ。いろんな笑いを運び、最後には顔をあげさせてくれるこの作品をおすすめします。

■商品情報
タイトル名:シカゴ
監督:ロブ・マーシャル
出演:レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

 





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