ストレッチ/悩み解消ストレッチ

食べ過ぎを解消するストレッチのやり方!腸を整え肥満予防

今回は、食べ過ぎを解消し、腸を整えるストレッチを紹介します。お正月を迎えるにあたり、心配なのが正月太り。正月だけでなく、夜に食べ過ぎるなど、この時期の体重増加は悩みのタネだと思います。簡単ストレッチで、貯め込まないスッキリボディを手に入れちゃいましょう!

宮川 万衣子

執筆者:宮川 万衣子

ストレッチガイド

食べ過ぎ解消ストレッチ!腸を整えスッキリボディに

食べ過ぎを解消するストレッチ!腸を整え肥満予防!

お正月はつい食べ過ぎてしまいがち……


お正月は朝からゴロゴロ。おせち料理やつまみ食い、豪勢な食事にお酒も……。なんて、「お正月だから」を言い訳に、不摂生しようとしていませんか?

正月太りの3大要素は

1. 不規則な生活
2. 運動不足
3. 栄養の偏り


この時期は一度体重を増やしてしまうと、「寒い、寒い!」と何かと動くのが億劫になってしまう季節。ちょっとした気の緩みが大きな体重増加への悪循環へとつながる反面、基礎代謝が上がっている時期でもあります。だからこそ、貯め込まないようにほんの少し気をつけるだけで「正月太り」を防ぐことができるのです!

 
食べ過ぎた時の肥満対策ストレッチを紹介!

食べ過ぎた時の肥満対策ストレッチを紹介!


今回は「正月太り」の大きな要素である「貯め込み」=「お通じのトラブル」解消するストレッチをご紹介していきます。

腸を動かして健やかなお腹の環境を作るだけでなく、お腹まわりの筋肉もしっかり動かすので、併せてお腹のシェイプアップが期待出来ちゃう「一石二鳥」のストレッチです!
 

それでは、ストレッチ紹介の前に腸がどんなふうにお腹に収まっているか見てみましょう。
 

<目次>
 

意外と知らない腸の位置

今回のテーマで特に焦点を当てたいのが、「大腸」。腸は部分によって役割が異なります。小腸が栄養分を吸収するのに対し、大腸は水分をしぼり「便」の形に整えて身体から排出します。「便」の形成・排出に大きな役割を果たす大腸が今回の主役です。 大腸の位置って意外と知られていないのですが、皆さんはどのあたりにあると思いますか?早速、図で大腸の位置を見てみましょう。 (分かりやすいように、小腸や肋骨も一緒にイラストに入れてあります。)
まず、大腸の両端が肋骨の中にあるのに気付きますか?(赤丸部分)「腸」といえば、下腹部にあるものという先入観がひっくりかえるのではないでしょうか。
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大腸の両端は背中側の腹壁(お腹のなかで内臓を包んでいる膜の様なもの)にくっついているだけで、残りの部分は結構自由に動きます。
※ちょうど上側の両端を画鋲で固定されてるれている「ホース」の様なイメージです。

結構上の方に付いているからこそ、そして結構自由に動けるからこそ、お腹周りの筋肉を使って動いてあげないと……!!絶え間なく蠕動運動を続ける大腸の働きが鈍ってしまうのです。

  

わき腹を伸ばして大腸の側面をストレッチ

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1.背筋を伸ばして真っ直ぐに立ち、左腕を頭上に、右手を腰に当てます。先ほどの図で大腸が肋骨の中に収まっている赤丸部分は、見やすいように片側だけ水色で示してあります。この部分を動かすように意識して行ってみて下さいね。


※イスに座ったままでもOKです。イスに座って行う場合は座面に手を置いて行いましょう。

 
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2.大きく息を吸い込みながらさらに左腕を頭上に伸ばすように持ち上げ、息を吐きながら左手で弧を描くように上体を右側に倒していきます。
 
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3.右手で腰を左に押し出すように、骨盤を左にシフトしてさらにわき腹(水色の曲線部分)を伸ばしましょう。深呼吸に合わせて2~3回繰り返します。


反対側も同じ様に行います。

 
 

 ひねりプラス引っ込める!大腸活性ストレッチ

 
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1.両手を肩の真横に出し、背筋を伸ばして立ちます。

 

 
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2.内ももを締めてお尻の位置を動かさないように注意しながら、右手で左の太ももを外側から持ちます。このとき、しっかりと手の平で太ももを引きウエストのツイストを強調しましょう。左腕は気持ちよく斜め上に引っ張り上げておきます。
 
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3.息を大きく吸いこんで準備したら、吐く息でお腹を突きあげるように引き込みます。お腹の中でぶら下がっている大腸を揺らすイメージで行ってみましょう。このポーズのまま呼吸に合わせて、お腹を膨らますのと引き込むのとを交互に3~5回繰り返します。

 
「便」を作り、排出するメカニズムは本当に複雑です。だからこそ、一度崩れてしまうと健やかな腸の動きを取り戻すのは大変。

簡単ストレッチの積み重ねで「貯めない身体」を作っていけば、ポッコリお腹の解消だけでなく、お肌のトラブルの防止やウエストシェイプにも効果が期待できます。お正月明けに悲しい思いをしないで済むよう、いまから少しずつ習慣づけて行きましょうね!!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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