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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました
いよいよ今年も押し詰まってきました。2012年最後の記事になります。読者のみなさん、今年も本当にお世話になりました。ありがとうございました。

先日の衆院選、みなさんも投票に行かれたことと思います。「同性愛者への人権施策は必要ない」と言いきる政党が圧勝し(事前に予想されてたとはいえ、あそこまでとは……小選挙区制って怖いですね)、同性婚なんて夢のまた夢、今後さらにいろんなことが規制され、逆風が強まりそう……と意気消沈したり、それ以前にこの国はいったいどうなっちゃうの?(また戦争が?)と暗澹たる気持ちになった方もいらっしゃることでしょう。

ゴトウの周囲でもそういう声、多数でした(北丸雄二さんが今回の選挙について書いていて、なるほどなあと思いました→こちら)。がしかし、来年には参院選もあります。民主主義の国なのですから、「これは絶対に許せない」ということがあれば、堂々と声をあげていけばいいのです。あきらめず、賢く、したたかに。決して希望を失わないように(半分、自戒をこめて書きました)

さて、そんな日本とは対照的に、アメリカでは今年、拍手したくなるような出来事がたくさんあり、いろんなことが前進しました。それがいい意味で日本にも影響するといいなあ……と思ってみたりしつつ、今回は、「2012年ゲイ総まくり(2)海外編」をお届けしたいと思います。


オバマ大統領が同性婚支持を表明し、見事再選を果たしました

オバマ大統領

ABCの番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したオバマ大統領は、これまでの方針を転換して同性婚への支持を表明しました。

今年、最も話題になった海外のゲイニュースといえば、オバマ大統領が同性婚支持を表明したこと、そして見事に再選を果たしたことではないでしょうか。

先日行われたTSSAでも海外賞にオバマ大統領が選ばれていましたが、今年5月、オバマ大統領が同性婚支持を表明したことは、ぼくらにとっても朗報でした。国を二分するようなナーバスな問題と言われてきた同性婚に対し、大統領選を控えたオバマ大統領が明確に「YES!」を示したことは、本当にスゴいこと(もちろん、アメリカ史上初です)。そして、11月の大統領選では見事に勝利し、今後の4年間でいよいよアメリカで(国全体としての)同性婚の実現も夢じゃないと思わせる、希望のもてるニュースになりました。

今回の大統領選では、メーン州、メリーランド州、ワシントン州で同性婚を認めようとする住民投票が、ミネソタ州で同性婚を禁じようとする住民投票が同時に行われましたが、見事に、全州で勝利を収めました。今までこうした住民投票は全敗だったのですが(カリフォルニア州ですらダメでした……その結果、同性婚の権利をめぐって連邦裁判にまで発展しています)、史上初めて過半数の住民が「OK!」と言ってくれたのです。これにより、アメリカで同性婚を認める州は9つになりました(ワシントンD.C.を含めると10の地域)

タミー・ボールドウィン

オープンリー・レズビアンのタミー・ボールドウィン氏が連邦上院に初当選しました。

また、ウィスコンシン州でタミー・ボールドウィン氏が連邦上院議員に当選し、同性愛者であることを公にする初の上院議員が誕生したのをはじめ、連邦議員は上院・下院を合わせて7名、州議員も上院・下院合わせて7名ものオープンリーゲイの議員が誕生しました(詳しくはこちら

『フォーチュン』誌の「最良企業100社」に選ばれた企業が史上初めで100%ゲイ差別撤廃を掲げることになったというニュースもありましたが、アメリカでは着実に社会が変わってきているんだなあと、しみじみ思います(長年の運動の成果ですね)