歴史上であまりにも有名な橋

瀬田の唐橋

瀬田の唐橋

京阪電鉄唐橋前駅の東約100mにあるこの大きな橋は、江戸時代の浮世絵師、歌川広重の浮世絵「近江八景之内」の「瀬多夕照」に描かれているので有名です。「瀬田橋」あるいは「瀬田の長橋」として多くの文学作品にも登場しているそうです。

日本書紀にも登場し、その立地条件から、古くは壬申の乱で大友皇子と大海人皇子の最後の決戦場に。中世でも織田信長を本能寺でうった明智光秀が、安土城へ向かう際に通れず立ち往生したとか。また千利休がその擬宝珠(ぎぼし)の美しさをたたえて、門人である古田織部(織部焼の祖)がそれを見にわざわざ京より馬で駆けつけたなどなど、歴史上でもあまりにも有名な橋です。

が。実はわたくし、長年知らずにこの橋を利用していました。

仕事で滋賀県をまわる際、JRと近江バスを利用していたのですが、瀬田の方からバスでJR石山駅方面に行くとき、この橋の上を通ります。この橋の手前あたりから、木造で軒が低いものの古雅な屋並みがつづき、橋からながめる琵琶湖が綺麗だなぁとのんきに堪能しておりました。

コンクリートではあるものの、等間隔につらなる飾り(擬宝珠という名称はあとから知りました)も古風でよいなぁ、一度歩いて渡ろうかなぁ。滋賀をこよなく愛し今現在も住んでいる友人にそんなことを言うと、怒られました。

■瀬田の唐橋
住所:滋賀県大津市唐橋町瀬田一丁目
アクセス:
京阪電鉄/石山坂本線「唐橋前駅」下車 徒歩5分 
JR琵琶湖線「石山駅」下車 徒歩10分
名神瀬田東(西)ICから車で約5分
お問い合わせ:石山駅観光案内所 077-534-0706
 
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