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浦和の老舗和菓子屋の銘菓 「菓匠花見の白鷺宝」

浦和を訪れたら老舗和菓子屋「菓匠花見」にいらしてください。なかでもこの店の代名詞ともいえる「白鷺宝」は1つ63円で、お土産にぴったりです。見た目はまるで鷺のたまごのようで、白餡に黄身を加えたものをミルクでおおった上品な和菓子です。チョコレート、抹茶、胡麻などといった様々な味のバリエーションも楽しめ、緑茶はもちろんのことコーヒーや紅茶とも相性が良いです。

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ほんのり洋風な味わいがある和菓子

 

 

創業大正元年。浦和にある老舗和菓子屋「菓匠花見」。羊羹やどら焼きといった気軽なものからお茶会用の上菓子まで揃うと、地元の人々に長年愛され続けています。

なかでもこの店の代名詞ともいえるのが、「白鷺宝」です。
直径2センチほどの白くてまんまるの和菓子です。見た目はまるで鷺のたまごのよう。卵の黄身を加えた白餡をミルクでおおった上品な和菓子です。濃い緑茶に合うのはもちろんのこと、ほんのり洋風な味わいもあるので、コーヒーや紅茶とも相性が良いです。

 

 

1つ63円で、詰め合わせも多数取り揃えられています。またチョコレート、抹茶、胡麻などといった様々な味のバリエーションも楽しめます。ひとつひとつ包装されているので、大勢集まる時などの手土産にぴったりです。また常温で一週間、冷凍で一ケ月と日持ちがするので、来客用のお茶うけとして備しておくのもいいかもしれません。

「白鷺宝」は、野田の鷺山の清らかな水辺にたたずむ鷺の麗しい姿に魅入られた二代目が「また来年も、この地で出会えるように」という想いを込めて出来上がったのが白鷺宝です。

江戸時代中期は、浦和周辺は紀州徳川家の鷹場で、なかでも鷺山は御囲鷹として特別に保護されていました。営巣地は「野田の鷺山」と呼ばれるようになり、昭和に入ると「野田のサギおよびその繁殖地」として国の特別天然記念物に指定されました。

ところが昭和32年頃に最盛期を迎えると、都市化に影響を受け鷺の数は徐々に減少し、昭和59年に、とうとう国の特別天然記念物の指定が解除されてしまいました。「野田の鷺山」は現在のさいたま市緑区「さぎ山記念公園」付近です。

「白鷺宝」が、かつての風景を今に伝えてくれます。

■白鷺宝
菓匠花見
住所:さいたま市浦和区高砂1-6-10 
電話: 048-822-2573
営業時間:9:30~19:00
定休日:月曜日
アクセス:JR京浜東北線「浦和」駅前
URL: http://www.kasho-hanami.co.jp/

※データは記事公開時点のものです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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