DTM・デジタルレコーディング/DTMを始めるときに、役に立つ書籍

DTMを始める前にこの本を読んでおく!

役に立つ書籍を2冊紹介します。まず「シンセサイザーの全知識」。これはシンセの生い立ちから現在に至るまで、だいたいのシンセサイザーの音色がどういう仕組みでつくられているのか書いてある本です。そして「決定版 コード進行スタイル・ブック」は音楽でどんなコード進行が使われているのかの具体例が書かれた本。また好きな曲を「耳コピー」することをお勧めします。具体例がわかるし、耳も鍛えられ一石二鳥です。

投稿記事

DTMに役立つおすすめ書籍

■シンセサイザーの全知識
「シンセ」という言葉から想起するイメージとして、なんとなく鍵盤楽器?
音色がいっぱい入ってて、みたいな、私が子どもの頃にぼんやりと描いていたのはそんなものでした。
この本は、図書館で借りて読んだ記憶があるのですが、シンセ=シンセサイズの略であり「合成」の意味です。
と、なんだか理系な話になってきましたが、シンセの生い立ちから、現在(本自体がちょっと古いので、最近の事情となるとまた別の本が必要ですが)に至るまでの、だいたいのシンセサイザーの音色がどういう仕組みでつくられているのか、詳細に、しかもわかりやすく書いてある本です。
オシレーター(発振装置)からどういう風に音になるのか、その仕組みを知っておけば、自分で音色をいじるときに、どこをいじればいいのかがすぐにわかります。
エフェクトのパラメータ類をいじくるときにも、役に立つ知識です。


■決定版 コード進行スタイル・ブック

実は私はもっていないのですが、楽器屋さんで立ち読みしました。
昔からこういう類の本はたくさん出ているのですが、まず機能和声でいうドミナントへの解決という大前提と、ドミナントをキーにしたその他の和声の基本的性質と、2点を踏まえ、その上で現実にある音楽でどんなコード進行が使われているのかの具体例まで、丁寧に書いてありました。
私のもっている本でもいいのですが、それはコード進行のバリエーションがただひたすら書いてあったりとか、どちらかというと資料的な感じで、多分ある程度コード進行を憶えた後のことと判断しました。
※ちなみにそれは「コード進行がわかる本」(藤井英一著/ヤマハ音楽振興会/200円)です。

最後に蛇足ですが、好きな曲があるなら、その曲たちを「耳コピー」する(=耳で聴いて譜面に起こす)ことをお勧めします。
今はiPhoneアプリなんかで、そういう目的用のアプリもあります。
具体例がわかるし、耳も鍛えられ、一石二鳥です。

■シンセサイザーの全知識
発行元:リットーミュージック
著者:安斎尚宗
価格:2000円前後


■決定版 コード進行スタイル・ブック
発行元:リットーミュージック
著者:成瀬正樹
価格:1575円


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450円
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※データは記事公開時点のものです。
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