ミステリアスな巨大洞窟群!世界遺産のグヌン・ムル国立公園

ウィンド洞窟、ムル国立公園

洞窟内部に風が吹き抜けるウィンド洞窟。東南アジアで最長

グヌン・ムル国立公園は、ボルネオ島のサラワク州北東部に位置する町、ミリを拠点に訪れることができます。洞窟を飛び立つコウモリの群れ、何万年もの時をかけて作られた洞窟の造形美。いまだ巨大洞窟群の60%近くは誰も足を踏み入れていない未開の地で、研究がすすめられています。壮大な自然に囲まれ、冒険家気分が味わえる魅惑のネイチャーパラダイス。大自然の宝庫、ボルネオならではのスポットです。

 

グヌン・ムル国立公園へのアクセス

グヌン・ムル国立公園

そそり立つ壁のような山は自然の厳しさを物語っている

クアラルンプールで国内線に乗り換えてコタキナバルに。コタキナバルからはMASウィング航空が就航していて、約50分でムル空港に到着します。また、クアラルンプールから直接ミリに飛び、ミリから空路35分でムル空港に着くのも手です。こちらのほうがコタキナバル経由より便数が多いので便利。ムル空港からは、車で約10分で公園本部に到着します。

 

グヌン・ムル国立公園の見どころ
 

ディア洞窟、ムル国立公園

コウモリの群れが一斉に飛び立つ姿は圧巻。ディア洞窟の観光スポット

ムル国立公園は、東京都23区がすっぽり入るほど広大な国立公園。ムル山とアピ山のふたつの山頂を中心に広がっていて、山間部の渓谷ではキャノピウォークを堪能できます。

クリアウォーター洞窟

ボートで向かい、200段の階段をのぼるクリアウォーター洞窟

見どころは、世界でも珍しい巨大な洞窟群! ジャンボジェット機が40機も収容できる世界最大級の洞窟「サラワク・チャンバー」。風や川の流れによってつくられたユニークな形の鍾乳石や石筍が見られるウィンド洞窟、美しくライトアップされたディア洞窟など。またディア洞窟では、夕暮れ時に2~300万匹のコウモリが餌を求めて飛び立つ姿を見ることができます。その姿は天空を舞うドラゴンにたとえられ、ミリ国立公園の観光スポットになっています。 

洞窟によっては水の中を歩いたり、真っ暗な中を5時間進むなど難易度が高いものも。所要時間もそれぞれなので、事前にチェックしておきましょう。ミリからのツアーに参加すれば、飛行機から洞窟トレッキングまでガイド付きで案内してくれるので便利です。洞窟内は滑りやすいので、スニーカーや登山用の靴で参加しましょう。

ミリからのツアーに参加した友人の感想を紹介します。「ミリからの1日ツアーに参加し、2か所の洞窟をまわりました。ラング洞窟のライトアップされた空間はとても美しかったですね。小雨が降っていてコウモリが飛ぶ姿は見られない、とガイドさんに言われていたのですが、幸いにも小雨のなか飛び立ってくれてラッキーでした! でも、鍾乳洞のなかはコウモリの糞尿の匂いが充満していてすごかったです」 

庶民的で活気のあるミリの町に2~3日のんびりと滞在し、グヌン・ムル国立公園に足を伸ばすのがおすすめ。何万年もの時を刻む自然の足音に耳を澄ませてみませんか。

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写真提供:ウェンディーツアー
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