円高で海外旅行者増の恩恵を受ける旅行業の銘柄

私が考えるには、以下の銘柄です。
・近畿日本ツーリスト(9726)
・エイチ・アイ・エス(9603)
・ユーラシア旅行(9376)
・ニッコウトラベル(9373)

震災の昨年も円高効果で海外旅行者増

円高になれば、海外での宿泊、移動、買い物などの費用が円換算で安くなるので、海外旅行の増加が期待できます。実際、昨年の海外旅行者数は、東日本大震災の影響を受け激減した時期もあったものの、最終的には歴史的円高を追い風に前年を35万人上回る1699万人(観光庁HPより)となりました。今年は昨年の自粛ムードの反動もあって、これまでのところ前年同期比で15%前後増加している状況です。

各銘柄の特徴見極めを

ただし、一口に海外旅行関連銘柄といっても、それぞれ異なる特色をもっているので、各社が同じように円高メリットを享受するわけではありません。たとえば、近畿日本ツーリストの旅行取扱高全体に占める海外旅行の割合は4割程度なのに対し、エイチ・アイ・エスなど他の3社は9割以上ですし、社員旅行や修学旅行など企業・学校向け団体ツアーに強みをもつ近畿日本ツーリストが、震災にともなう自粛ムードの影響を受け、昨年の海外旅行売上を前年比1割近く減らしたのに対し、格安航空券など個人向けの低価格商品に強みをもつエイチ・アイ・エスは、逆に海外旅行売上を1割近く増やしています。また、ユーラシア旅行、ニッコウトラベルは、一般の海外ツアーとの差別化を図った特殊・高級なツアーに特化しており、円高による海外旅行者増と業績との連動性は必ずしも強くありません。

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