株・株式投資/注目の輸出関連株は?

輸出関連株で注目のキャノン

キャノンは、『レーザービームプリンタ、デジタルカメラ、半導体露光装置などで世界シェアトップの日本企業※』です。一部の投資家には不評ですが、内部留保も相当あり、屈指の好財務でよく知られております。

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キャノンは注目の輸出関連株

■銘柄名 キャノン(株)
■銘柄コード 7751 東証1部・電子機器
■権利確定月 6月
■最低購入金額の目安 279700円 
■参考にするニュース 世界の景気動向 半導体需要 企業の開発ニュース
■売買テクニック 逆張りテクニック

精密業界の一般的なジャンルの呼び方にSPEというものがあります。これは半導体製造装置のことをいいSPEはその略称です。それと対照的なジャンルにイメージングというものがあり、コピー機やプリンターのことを指します。SPEとイメージングのジャンルを投資対象とするなら、投資テクニックが異なってくるので最初に分けて下さい。SPEは逆張りですが、イメージングはどちらかと言えば順張りになります。

キャノンは、『レーザービームプリンタ、デジタルカメラ、半導体露光装置などで世界シェアトップの日本企業※』です。一部の投資家には不評ですが、内部留保も相当あり、屈指の好財務でよく知られております。

DRAM市場でサムスンが勝った遠因

近年、DRAM市場は韓国のサムスンによる攻勢で、日本企業のシェアがどんどん奪われていることはご存じだと思います。しかし、サムスンはSPEを作っているわけではありません。サムスンはSPEを日本から輸入して、その機械を使ってDRAMを大量生産したわけです。かなり極論ではありますが、最新のSPEさえ用意できれば途上国でも競争力のある半導体が作れます。

これが韓国のサムスンがDRAMで利益を上げて、日本企業のシェアが奪われた遠因となるわけです。SPEは高付加価値の機械ですから、DRAM市場のような値崩れもほとんど起きません。結局はここを抑えている限り、日本企業は圧倒的な強さを誇ります。

参考にするニュースは

キャノンの場合は内部留保が多いので、投資家からはしっかりとした投資戦略ができていないという批判があります。そこで、キャノンが新製品を開発するような投資ニュースはわりと重要です。新型SPEの開発には多額な研究費が必要ですが、上手くいけば次世代の半導体をほぼ独占することになります。他にもプリンターやそのインクなどのイメージングでも恒常的な利益を稼ぐのでキャノンほど優秀な日本企業は数えるほどしかありません。

※出展:キヤノン:製品情報
http://cweb.canon.jp/product/index.html

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また、株式投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、
御自身の責任でお願い申し上げます。
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