赤ちゃん・育児特集/子育てライフスタイル

共働きで子育て、よかったことは?

共働きをしながら子育てをしている人たちは、どんな悩みを抱え、どうやって乗り越えているのでしょうか。そして共働きで子育てすることのよさ、魅力とは? チビタス読者のアンケートコメントから、「イマドキの共働き事情」が見えてきました。

執筆者:All About 編集部

少子化が叫ばれて久しく、育児支援も増えはじめている昨今。実際に共働きをしながら子育てをしている人たちは、どんな悩みを抱え、それをどうやって乗り越えているのでしょうか。そして共働きで子育てすることのよさ、魅力とは? チビタス読者のアンケートコメントから、「イマドキの共働き事情」が見えてきました。
text : Satoko Natsuisakai

産後も働く理由は?共働きのよさって何?

Q 現在共働きですか? はい(87人) いいえ(115人)

*チビタス読者アンケートより

アンケートによると、育児休暇中を含め43%の人が共働きという結果に。育児中でも共働きというスタイルは、いまやごく自然な選択肢のようです。

また、妊娠を機に退職した人でも、「子育てがひと段落したら…」「会社の育児支援やフレックス勤務が充実していたら…」と、復職や就職を希望しているケースも少なくありません。

では、実際パパ・ママたちはどんな理由で共働きを選び、どんなところに魅力を感じているのでしょう?読者のコメントと共に紹介していきます。

生活のゆとり、将来への貯蓄が叶う

安定した収入は、将来設計や精神面、子供の教育や余暇の過ごし方も豊かにしてくれるという意見が多数。

  • やっぱり一番は家計の安定。生活費以外に貯金したり、旅行に行ったりの余裕部分ができるのが大きい。(30代 女性)
  • 経済的には余裕ができる。その分、子供たちを旅行やキャンプなどへ連れて行くことができる。(30代 男性)
  • 本音は、必要に迫られて…。(20代 女性)
  • やっぱり収入面が安定して、精神的にも楽。(20代 女性)
  • 子供のための貯金もできるようになった。(30代 女性)
  • 住宅ローンの繰上げ返済のための貯金額が増えた。(30代 女性)
  • 収入が安定するので、オムツ代や習い事や、子供の洋服代など気兼ねなく購入することができる。(30代 女性)
  • マイホームを早く購入できた。(20代 女性)

共働きだからこそ、家族の絆が深まった!

育児・家事を夫婦で協力するからこそ、夫婦の絆が強くなり、子供への愛情も増すようです。

  • 私が働いているときは主人が子供の世話をしてくれるので、主人も子供のことがわかり、子供もママにべったりにならない。(30代 女性)
  • 双方が育児に参加できる。共働きゆえ、それぞれの仕事で情報が得られ、それが子育てをする上での考え方や子供との関わり方に良い影響を与えていると思う。(30代 女性)
  • 子供と向き合う時間が少ない反面、自分のいない時の子供の世界を少し知ることができ、子供を客観的に見ることができた。仕事仲間に子育ての相談もリアルタイムにできた。(30代 女性)
  • 夫婦でお互いを思いやれる。相手も疲れているだろう、頑張っているなど。(20代 女性)
  • 一緒にいられる時間が短い分、子供は愛おしいし、がんばろうと思える。家事も育児も夫婦で分担できる(「俺は働いているから」という言い訳ができない)。(30代 女性)
  • それぞれの個人の時間が取れる。仕事上の悩みを夫婦で共有しお互いの会社で改善して成果を出せる。(30代 女性)
  • 子育てだけだと煮詰まる。仕事と子育てがお互いにいい息抜きになる。(30代 女性)

家庭とは別の、自分の居場所ができる

仕事を通して社会と関わることで、「1人の人間として認められる」、「生きがい、やりがいを感じられる」という声も。

  • 「~ちゃんのママ」だけでなく、社会の中に自分の居場所がある。(30代 女性)
  • 仕事を持つことで、「母」以外の役割でのやりがいを感じられる。(30代 女性)
  • 社会参加できてとても嬉しい!!(30代 女性)
  • 妻が生き生きとしている。(30代 男性)
  • 仕事はライフワークなので、仕事がない人生など考えられない。人生の生き甲斐があるし、収入も安定。(30代 女性)
  • 働き続けていないと、子供がある程度大きくなって自分から離れて行った時に、何もすることがなくなって寂しくて耐えられないと思うので、働き続けたい。(30代 女性)
  • 働いててよかったと思うのは、気持ちの逃げ場ができていること。育児休暇の時は、悶々とした事がありました。(40代 女性)
  • 会社と家と気分を切り替えられるのでストレスがたまりにくいような気がする。(30代 女性)
  • 育児のストレスを仕事で、仕事のストレスを育児で解消できているように思う。心身ともに疲労困憊のときもあるが生活のバランスが良い。(30代 女性)
  • 子供と離れる時間があることで、イライラが減った。(30代 女性)
  • 仕事をしていることにより視野が広がる。(30代 女性)
  • 人脈が広がる。(40代 女性)

家庭が大事と思える気持ちが強まった!

優先順位が明確になる、気持ちのよりどころができるなど、お金や物理的なものでないメリットも多いようです。

  • 仕事から帰ってくると子供たちからいつも、いないと困るようで歓迎してもらえる。(30代 女性)
  • 何よりも、子供が集団生活に早い時期に入っていけたこと。保育所という場を通して私自身も「母」としてのあり方について考える機会を多く持つことができ、仕事と母業とのバランスのとり方についても試行錯誤(良い意味で)することができた。親子ともに世界が拡がったと思う。(30代 女性)
  • 優先順位を常に考えるので、人生で大切なものがはっきりした。頭の中も以前に比べてすっきりしている感じがする。(20代 女性)

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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