妻たちの座談会で出てきた「夫とは、セックスしたくない」

「旦那とは、したくない」と毅然と言い切る妻達

「旦那とは、したくない」と毅然と言い切る妻達

今回のテーマについては、妻達に集まっていただき座談会も開きました。セックスレスになるか否かは、日々の夫との関わり方にかかっているという予測をたて、日常の事から丁寧にうかがってゆきました。

特に夫婦仲に悩んでいるわけではない一般の妻達です。夫とのネガティブな思いを吐露してもらう趣旨で意見を引き出していくと、出てくる出てくる、冷淡な言葉の数々……。「一緒に買い物したくない」から「一緒の部屋にいたくない」。はたまた「夫の精子を飲みたくない」「夫にお尻を見られたくない」まで激しい言葉が飛び出しました。まさにリビングのソファからベッドまでの濃密な夫との営みを拒否する妻達。

「夫とは、したくない」と毅然と言い切る妻達。司会をしている私も驚く意見を多数聞くことができました。妻達には知らず知らずのうちに「夫とは、したくない」ことがうす埃のように心の中に積もってきているようです。その埃を時々一緒に拭き取ってきれいにしてあげることができるかが夫婦円満の重要なカギになります。
 

妻の「心の埃」を払う方法は千差万別

お互いに、相手の本音を読み取ろうと歩み寄ってみることが、夫婦円満につながります

お互いに、相手の本音を読み取ろうと歩み寄ってみることが、夫婦円満につながります

ここで重要なポイントがあります。男性がたは拭き取り方を、ご自分の妻向けにカスタマイズして考えなければなりません。先ほど述べたように女性はこういうものと紋切り型にする男性は妻の本音、妻の細微な心の揺れを見落とします。

「たまに花束買ってくれば大丈夫」「ケーキ買ってくれば大丈夫」「生活費を多めに渡せば大丈夫」「温泉に連れてゆけば大丈夫」「家事を手伝えば大丈夫」「セックスしておけば大丈夫」など、「俺様的大丈夫思考」は捨てて、妻に向き合ってください。

もちろん、妻がモンスターワイフだから、こちらこそしたくないことはあるさ、とおっしゃる夫の意見も尊重します。そこは大人の男と女。「にわとりと卵」論で、まずどちらかが先に相手の本音を読み取る作業をしようと歩み寄ることが「お互い仲良くなりたい夫婦」を生むと考えられます。

したくないという気持ちはあるものの、愛情で結ばれた夫婦です。したくないから即離婚というのでは結婚の醍醐味も何もあったものではありません。一昔前なら「結婚生活は忍耐」という言葉を使って美しいニッポン魂を強調していましたが、今の時代は変わって来ています。忍耐だけではストレスがたまり、他で小さな爆発を起こしてしまう世代に交代したように感じます。

セックスは、夫婦が結婚生活のなかでお互いを深く理解しあい、愛と絆を深め合うためのコミュニケーション手段であると考え、大切にしましょう。私の著書『夫とは、したくない。』でも詳しく書きました。妻のドキっとするような本音を知ることができます。

男性側は、「夫とは、したくない」と思われているものと思って妻と接する。また、「妻とは、したくない」と思うなら、何をしたくないか、なぜしたくないか原点に立ち戻る。女性側は、「夫と一緒にいろいろしたい」と胸躍るような関係に今一度なれるよう努める。もし「夫としたい!」と胸躍らなければ、夫婦仲良し度は赤点滅信号です。要注意案件としましょう。

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