コンセントには多種多様なタイプがある

シルバー調のシンプルでモダンなデザイン。コンセントもインテリアに合わせてコーディネートしたい。[ラフィーネアシリーズ]  パナソニック エコソリューションズ http://sumai.panasonic.jp/

シルバー調のシンプルでモダンなデザイン。インテリアに合わせてコーディネートしたい。[ラフィーネアシリーズ]  パナソニック エコソリューションズ

暮らしの中で、日々、何度も使用するコンセント。新築やリフォームを進める中では、電気配線計画の際に検討し、照明やスイッチなどと一緒に選んでいくこと になるでしょう。

設備機器としては小さなものですが、家づくりを終えた方の失敗談の中にも、数が足りなかったり、家具や扉に隠れてしまって使いづらい、といった声は多く聞かれます。プランニングによって日々の暮らしの快適さ、使い勝手を左右する重要なアイテムと言えるでしょう。

一般的な住宅用のコンセントには、使用する家電機器、使い方、配置する場所などによって、さまざまな機能を持つタイプが揃っています。また、デザイン面でも、ホワイト系のタイプだけでなく、シルバーやダークな色合いを揃えたもの、和室に合うようなタイプ、四角いプレートや丸みを帯びたデザインも。誰でも使いやすいユニバーサルデザインもみられます。
 

主なコンセントの種類と特徴

万が一、コードに足が引っかかっても、コンセントからプラグが外れるので、転倒を防ぐことができる。マグネット式のコンセント。[コスモシリーズ ワイド 21 マグネットコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

コードに足が引っかかっても、コンセントからプラグが外れ、転倒を防ぐ。[コスモシリーズ ワイド 21 マグネットコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

■ダブルコンセント
最も馴染みのある2コ口のコンセント。1コ口や3コ口などもあります。

■マグネット式コンセント
磁石式のコンセント。コードに足を引っ掛けても外れるため、高齢の方や幼いお子さんがつまずいて転ぶのを防止します。

■抜け止め式コンセント
プラグを回さないと抜けない構造になっているコンセント。AV機器やパソコンなど、抜けては困る場所に取り入れてもいいでしょう。

■扉(シャッター)付きのコンセント
差し込み口に扉がついているので、幼いお子さんがいても安心です。

■アース付コンセント
漏電防止、過大電流が家電機器などに流れるのを防ぐため、アース線が接続できるようになっているコンセント。洗濯機・電子レンジなどに用いられます。
 

ダイニングテーブルで卓上調理器などを利用したい場合などに便利な床面に設置するタイプ。[F型アップコン]  パナソニック エコソリューションズ

ダイニングで卓上調理器などを利用したい場合などに。床面に設置する。[F型アップコン]  パナソニック エコソリューションズ

■アップコンセント(フロアコンセント)
床面上で使用するコンセント。使用しない時はフタを閉めることで床面とフラットに。ダイニングテーブルの下に設置すれば、鍋やホットプレートを使う際に便利でしょう。

■USBコンセント
タブレット端末やスマートフォンなどが電源アダプタがなくても充電することができるもの。

■マルチメディアコンセント
電源、通信、情報がひとつになったマルチメディア用のコンセント。
 

保護カバーと簡易錠を装備したEV・PHEV充電用の屋外コンセント。[ EV・PHEV充電用コンセント]  パナソニック エコソリューションズ

保護カバーと簡易錠を装備したEV・PHEV充電用の屋外コンセント。[ EV・PHEV充電用コンセント]  パナソニック エコソリューション

■防水コンセント
庭やベランダなどの屋外に設置する、防水タイプのコンセント。ガーデニングや洗車、ライトアップ用の照明などを使用する際に便利です。外壁面に設置したり、カーポートなどの柱部分に組み込むことができる商品もみられます。

■PV・PHEV充電コンセント
電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動車(PHEV)の充電が可能なコンセント。カーポートや機能門柱、機能ポールなどのエクステリア商品の中には、充電コンセントを組み込むことができるように設定されているタイプもみられます。
 

コンセントプランのポイント

アースリード線、接地極付プラグの両方に対応。トイレや洗面(洗濯機)などに。[コスモシリーズ ワイド 21 アースターミナル付接地コンセント]  パナソニック エコソリューションズ

アースリード線、接地極付プラグの両方に対応。[コスモシリーズ ワイド 21 アースターミナル付接地コンセント]  パナソニック エコソリューションズ

■Point1  使用する家電の数をリストアップ
コンセントをプランニングする際には、どの部屋にいくつ必要かを明確にすることが基本。家電製品は予想以上に多くあるもの。プランニングの前には、新居で使用するものをリストアップすることが大切です。使用する部屋ごと、空間ごと、明確にしておくと考えやすいでしょう。

たとえば、キッチンは多くの電化製品が集まっている場所。冷蔵庫や炊飯器、電気ポット、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカーなど。調理中には、ハンドミキサーやジューサーなどを使用したり、また、ダイニングでは、卓上型調理器などが必要な場合もあるかもしれません。

リビングであれば、テレビやDVD、FAX付電話やパソコン、扇風機やヒーター、掃除機やアイロンなども。洗面・脱衣室では、洗濯機やドライヤー、電気髭そり。トイレでも、温水洗浄暖房便座、電気暖房機用のコンセントが必要になるでしょう。また、家の中だけでなく、屋外も検討を。ガーデニングや洗車などで使用することも多いものです。
 

外壁面に合わせて選べる4色。すっきりとしたモダンなデザインが特徴の外まわり用のコンセント。[スマートデザインシリーズ スマート防水コンセント] パナソニック エコソリューションズ

モダンなデザインの外まわり用のコンセント。[スマートデザインシリーズ スマート防水コンセント] パナソニック エコソリューションズ

■Point2  使い方や動線、家具の配置や扉の開閉などを考慮する
使用する家電製品のリストアップが済んだら、設置する場所を考えていきましょう。コンセントは、部屋のコーナーに設置されることが多くみられますが、ベッドやチェストなどで隠れてしまうケースも。また、室内扉の開閉によって、使いづらくなってしまう場合もあるものです。新しい住まいでの家族の生活動線や家具の配置、扉の開閉などを考慮して、プランニングすることが重要でしょう。

失敗しないポイントは、まず、電気配線(設備)図に新しい住まいで使用する家具や家電の配置、室内扉の開閉などを書き込み検討すること。実際には、照明やスイッチなどと一緒に、設計担当者からの提案を確認しながら決めていくことになりますが、家電機器を空間のどこで、どう使用するのか、わが家のスタイルをイメージしながら、プランニングすることが大切です。

■Point3  位置や高さは使用するもの、使い方に合わせて
一般的に、コンセントは床から25~40センチ程度の高さに設置されているケースが多いようです。掃除機を利用する際などは、少し高めの方が使いやすい場合も。高齢の方がいらっしゃる場合でも、少し高めに設置しておくとかがまずにすむので、使い勝手がいいでしょう。

机まわりは、70~90センチ程度といわれていますが、設置する机やカウンターに合わせて設けること。ベットサイドテーブルなどで使用するコンセントは、それぞれの高さに適した位置にプランニングしておきたいものです。

洗濯機やエアコン、冷蔵庫なども、機器のサイズや設置方法によって検討を。トイレは、温水洗浄便座や暖房機器など、使う機器に合わせて設けておくようにし ましょう。水まわりは、水滴がかからない場所に、抜き差しの頻度や使用する機器の特性を考慮して検討することが大切です。
 

スマートフォンなどの充電に。電源アダプタなしで使用できる。[コスモシリーズ ワイド 21  USBコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

スマートフォンなどの充電に。[コスモシリーズ ワイド 21  USBコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

■Point4  季節による使用機器の変化、充電が必要なものも忘れずに
コンセントをプランニングする際は、常時使用するものだけでなく、季節によって使用する製品が変化することも考慮しておくことも必要です。

たとえば、加湿器、扇風機、ヒーターなどは数カ月間のみ使用するもの。これらをどの部屋でどう使うのか、を明確にしておきましょう。将来的に、子供が成長したり、高齢になることで、必要な電気製品も増えることも考えておきたいポイントです。

また、最近では、充電が必要な機器も増えているので、それらの数も数えておきたいものですし、室内でペットを飼う場合などでも、家電製品が必要になるケースもあるので、ある程度の余裕をもってプランニングする方がいいでしょう。
 

TVやLANなどが一体化したマルチメディア用のコンセント。 [マルチメディア対応配線システム マルチメディアコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

TVやLANなどが一体化したコンセント。 [マルチメディア対応配線システム マルチメディアコンセント]  パナソニック エコソリューションズ

■Point5  適した機能のコンセントを選ぶ。早めの情報収集を
コンセントには、前述したように、さまざまな機能を持つタイプが揃っています。それぞれの特徴を理解して、家族構成や使用する場所に合った機能を持つタイプを取り入れること。特にマルチメディア関連は、ネット環境なども含め、十分に検討が必要でしょう。

コンセントを選ぶ際には、事前にどんなものがあるのか、カタログやホームページ、ショールームなどで最新情報の確認を。住まいづくりの中で、配線計画は初期段階に決定しなければならいので、早めに情報収集をしておくようにしましょう。


【関連記事】

 



匿名で優良会社にリフォーム相談!

ホームプロでリフォーム会社を探す

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。