岐阜の観光・旅行/岐阜の観光スポット

日本一の生産地でちこりを知る「中津川 ちこり村」

ちこりの葉は食用、根っこは焙煎してお茶として食されていますが、基本的に輸入食材なので、高級食材です。そんな珍しいちこりはもちろん、地元で取れた野菜を味わえる家庭料理レストラン「バーバーズダイニング」が「ちこり村」にはあります。

投稿記事

高級食材のちこりがたっぷり味わえる「中津川 ちこり村」

 

 

栗きんとんで有名な中津川ですが、栗きんとんで有名なお店は、東濃地域では中津川市以外にもいくつか見られます。他にも中津川市のアピールポイントがないかと探していたところ、近所のコンビニのペットボトル商品にそれを見つけました。

実は中津川市は、「ちこり生産量日本一」なのです!

ちこりも決してメジャーなものではないのですが、西洋では日本で言うところのキャベツやレタスのようなポピュラーな食材として使われています。あと、知る人ぞ知る、ポケモンの名前にも付いてます。

undefined

 

ちこりの葉は食用、根っこは焙煎してお茶として食されていますが、基本的に輸入食材なので、高級食材です。ゆえに滅多にお目にかかれないわけです。そんな珍しいちこりはもちろん、地元で取れた野菜を、その農家の婦人会の方々が料理する、家庭料理レストラン「バーバーズダイニング」が「ちこり村」にはあります。

また、根っこ利用法の探求の末に行き着いた、ちこり焼酎(!)を作っている「ちこちこ焼酎蔵」、そしてちこりを生産している「ちこり生産ファーム」もあります。食用ちこりが生まれたのは、19世紀のベルギーで、もともと日の当たらない地下で発芽したのがきっかけ。ここでは地下ではなく蔵の中で作られています。それぞれ見学が可能です。

あと、表立ったことではないのですが、ここを運営するサラダコスモさんは「環境への配慮」「日本の農業の元気」「高齢者の元気」「地元中津川の元気」を目標に掲げていて、それを実践したのが、この「ちこり村」です。これからの日本に必要なものが、ここに見出せるかもしれません。

ちこりはもちろんですが、そういった背景も踏まえて、見ていただきたい場所です。

■岐阜 中津川 ちこり村
住所:岐阜県中津川市千旦林1-15
TEL:0573-62-1545(ちこり村直通)
URL:http://chicory.saladcosmo.co.jp/index.html
地図:Yahoo!地図情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます