映画/最後まで結末がわからない映画

巧妙な伏線と驚愕のラスト! 「シックスセンス」

「シックスセンス」は最後に「やられた」と思う作品。作品全体に巧妙に伏線が散りばめられ、そしてエンディングは驚きです。多くの幽霊が出現するなど、派手な演出もありますが、本当の見所はコールと母親が苦しみを乗り越えて、親子の絆を深めていく過程だと思います。

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第六感が鋭い人は、エンディングが読めるかも…… 『シックス・センス』

■あらすじ
精神科医マルコムは、小児精神科における第一人者として、多くの子供たちの治療に取り組んでいる。ただし、ヴィンセントという少年のケースでは解決策を見出すことができず、マルコムは自分を責め続けていた。
そんなマルコムに、母親と二人で暮らす8歳の少年コールが新たな患者として現れる。
コールは何かにひどく怯えながらも堅く心と口を閉ざしていた。それはヴィンセントのケースを彷彿とさせ、マルコムは懸命にカウンセリングを行い、コールの心の闇に迫ろうとする。次第にマルコムとコールの間には信頼関係が生まれ、ある時コールはマルコムに全てを打ち明ける。
「僕には死んだ人が見えるんだ……。」

■おすすめの理由
非常に有名な作品ですが、最後に「やられた」と思う点では、トピックスの趣旨にぴったり当てはまると思います。
序盤から中盤は、医師マルコムを通して見たコールと、コールの周辺で起こる怪奇現象に目を奪われますが、作品全体に巧妙に散りばめられた伏線から、中盤から終盤にかけて、次第にマルコムにも興味が向くように作られています。
そして驚きのエンディングでは……苦しみから解放されたのは一体誰なのでしょうか?
多くの幽霊が出現するなど、派手な演出もありますが、本当の見所はコールと母親が苦しみを乗り越えて、親子の絆を深めていく過程だと思います。コールが母親に、幽霊が見えることを打ち明け、それを母親が信じて息子の苦しみを本当に理解した瞬間が一番感動しました。


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