結納は結婚準備のセレモニーとして一番に行われる、家と家の結びつきをお祝いする行事です

結納は結婚準備のセレモニーとして一番に行われる、家と家の結びつきをお祝いする行事です

婚約のセレモニーとして知られている結納。両家の結びつきを祝い、贈り物を納める儀式です。この結納ですが、形式的な儀式だとして行わないカップルが増えてきました。

とはいっても、結納は相手の家とのおつきあいの始まりとされるもの。両家の意向を尊重しながら、結納について考えることが大切です。ゼクシィ結婚トレンド調査 2011(リクルート社)のデータをもとに、最新の結納事情をご紹介します。


結納は新郎側から新婦側への贈り物が基本

まず、結納について確認しておきましょう。結納の起源は皇室の「納采の儀」。この納采の儀は、皇族が結婚する前に男性側から女性側に供物を贈る儀式です。なので、結納も基本的には新郎側から新婦側へ贈り物をするというものです。結納品といわれる縁起物の飾りと結納金を贈るのが一般的です。

また、新婦側から新郎側へお返しとして「結納返し」もあります。地方によってはこの結納返しがない場合もあります。結納返しとして現金や記念品を贈るのが一般的です。また、結納を行わず、両家の顔合わせだけですます場合も増えてきました。地方や家によって色々な形式がある結納ですが、実際はどのように行われているのでしょうか?


結納実施 地域によって16~50%

結納・両家の顔合わせの実施状況(単一回答)より筆者編集 undefinedundefinedundefined結婚前の両家でのセレモニーの結納、両家の顔合わせ。大半はどちらかを行っているが、地域によって差がでているundefinedundefined undefined出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2011(リクルート社)

結納・両家の顔合わせの実施状況(単一回答)より筆者編集    
結婚前の両家でのセレモニーの結納、両家の顔合わせ。大半はどちらかを行っているが、地域によって差がでている    
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2011(リクルート社)


上の表は、結納と両家の顔合わせの地域別の実施状況です(震災の影響により青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬では調査が実施されていないため、表にも含まれていません)。結納・顔合わせの両方を行っているのは、10%から36%と地域によって大きな差がでています。中国、四国、九州などの西日本は3割を超えており、特に九州は36%となっており結納の儀式が重んじられているようです。

結納の実施率をみてみましょう。両方行ったものと結納のみ行ったものの合計は、16~50%という結果に。九州は50.9%と半数以上が実施しています。逆に、北海道は16.3%、首都圏20.1%、静岡20.2%、東海21.4%と実施率が低い地域もあります

結納に対して両家の顔合わせの実施率は高くなっています。顔合わせのみを行っているのは、九州で45.4%ですが、それ以外の地域では5割以上。北海道、首都圏、静岡、東海では7割以上となっています。


実施場所は 妻の家、料亭、ホテル

結納式の実施会場(結納実施者/単一回答) undefinedundefinedundefined結納式は妻の家、料亭、ホテルで行われているがこれも地域差がでている undefined出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2011(リクルート社)

結納式の実施会場(結納実施者/単一回答)    
結納式は妻の家、料亭、ホテルで行われているがこれも地域差がでている  
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査 2011(リクルート社)


上の表は、結納を実施した人がどこで式を行ったかを地域別にまとめたものです。四国や新潟、関西、北陸は半数以上が妻の家で行われています。また、北海道はホテルが一番多く43.8%、静岡は料亭が多く34.8%となっています。

結納は、本来は妻の家で行うのが一般的でしたが、最近ではホテルなどで結納プランが用意され気軽に利用できるようになっています。また、式の後の会食を考えて料亭で実施する形も多くなったようです。

結納を実施するとなったら、どれくらいのお金を準備しないといけないのでしょうか? 次のページでご紹介します。