男のヘアケア/抜け毛・薄毛の原因

スイーツ男子は薄毛に?注意食材ワースト3発表(2ページ目)

本サイトの「基本食」トウガラシと大豆。一方、食べ過ぎると、せっかくのトウガラシ&大豆パワーを台無しに、育毛・発毛にブレーキをかける食材があります。その食材とは……。

執筆者:All About 編集部


冷たい飲み物・食べ物全般(冷たいソフトドリ ンク、かき氷、アイスクリームなど)

かき氷

夏場に美味しいかき氷ですが、薄毛が気になるならほどほどに

胃の知覚神経は、温度が高いほど刺激されやすい性質があります。したがって、温かい食べ物を食べたり、飲んだりするほうが全身でIGF-Iが増えやすくなるのです。

夏が近づき、暑さが増してくるこの頃、特に恋しくなるかき氷、アイスクリームなどの冷たいものは胃の知覚神経に悪い影響を与える……? そのとおり。摂り過ぎは禁物です。そのメカニズムは、甘いもの、塩分過多の食べ物を摂り過ぎたときと同じ。冷たい飲み物や食べ物は、胃の知覚神経を麻痺させ、IGF-Iの減少を招きます。

また、冷たいものの摂り過ぎは満腹感を感じにくくすることが多く、つい食べ過ぎてしまうことも。カロリー過多がメタボ、生活習慣病の原因になるかもしれません。

なお、同じ冷たいものでも、炭酸水やビールは炭酸やホップが胃の知覚神経を刺激するので、むしろ育毛には効果的といえます。ただし、量はほどほどに。飲み過ぎは育毛、発毛を妨げる場合があります。

【関連記事】
「お酒は「飲み方」で発毛・育毛促進につながる」

 

番外編 早食いが育毛・発毛を阻止する?

IGF-Iは唾液腺でつくられ、唾液腺の機能を活性化して、唾液の分泌を促す性質があります。唾液は味覚の刺激、咀嚼などによって口内に分泌され、胃に入ります。すると唾液は、胃の知覚神経を刺激して満腹感を感じさせると同時に、全身のIGF-Iを増やすという大切な働きをしてくれるのです。

しかし、早食いの人は味覚の刺激や咀嚼回数が少ないため、唾液の分泌量も減ってしまいます。つまり、胃の知覚神経を十分に刺激できなくなってしまうため、全身のIGF-Iも増えにくくなる危険が生じます(詳しくは「ドライマウスの人には薄毛が多い?」をご覧ください)。

できるだけゆっくり噛む回数も増やすのが、抜け毛・薄毛予防、育毛・発毛促進には効果的というわけです。「30回噛むのが理想的」などといわれますが、現実問題として会社関係者や友人、恋人と食事を楽しんでいるときに、口に入れたものをいちいち30回も噛むのは難しいかもしれません。そんな場合、「事前にガムを噛む」「トウガラシなど辛いものから食べる」といった方法が唾液を増やすのに有効です。お試しください。
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