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ご近所と付き合った方がいい? めんどくさそう…。悩みがちな一人暮らしのご近所づきあいについて考えます

東日本大震災以来、ご近所づきあいの必要性を感じる人が増えたと言われています。とはいえ、隣に住むのがどんな人なのか全く知らないということも少なくないのが一人暮らし。急に親しくしようとするのもおかしなものだし、親しくなったらなったで面倒や危険なことがあるのではないか、また、そもそも「必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

そこで今回は、一人暮らしとご近所のほどよい距離感と気持ちのいい付き合い方を考えます。

 

ご近所づきあいは面倒なもの?

隣の部屋の住人の顔、知ってますか?

ガイド記事『一人暮らしのご近所事情 お付き合い編』で行ったアンケート調査では、「隣の部屋の住人の顔、知ってますか?」という質問に対し、「知りません」という回答が半数を越えました

朝早く部屋を出て、日中は学校や会社で過ごし、夜遅く帰ってくる毎日。休日は家に一日こもっているか、遠くまで出かけてしまうかで、近所を出歩くことも少ない。そんな生活をしている一人暮らしの場合、あえてご近所づきあいを避けるつもりはなくとも、始めるきっかけすらないという人も多いでしょう。また、たまたまその地で一人暮らしを始めただけで、もともとその地域に縁もゆかりもないという人にとって、地域やご近所を身近なこととして捉えるのは難しいことかもしれません。

確かに、ご近所づきあいは何事もないときには、あまり必要性を感じないもの。場合によっては、面倒なものとして捉えられます。でも、いざというときにそのつながりがあなたを救うこともあります。例えば、隣室から「助けてー!」と聞こえてきても、見ず知らずの人だと無関心になりがちですが、顔見知りだと「大丈夫かな」と心配になるのが人間の心情というもの。「なんでも一人でできるから大丈夫」と思っていても、犯罪や災害、病気や怪我など予期せぬ不遇はいつ何時起こるかわかりません。

ご近所づきあいというと、面倒で厄介なもの、避けて通りたいイメージかもしれませんが、一人暮らしであれば、あいさつ程度の広く浅い付き合いでOK。それはご近所づきあいというより、人として基本のマナーでもあります。あいさつを交わしているうちに、お互いの顔やなんとなくどんな生活をしているのかわかる。無関心ではないけれど、詮索しすぎない関係。それは決して、思うほど面倒なものではありません。

ただ、同じ建物やその周辺に住んでいるのに、無視するような態度はNG。その近隣でトラブルが起こったときに、普段から感じが悪い人というのは、それだけであらぬ疑いをかけられることがあります。朝一番でたまたま顔を合わせたお隣さんと「おはようございます」と声をかけあえば、それだけで気持ちよく一日を始められるなんてこともありますよ。

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