4月の株式市場の傾向

まず4月の株式市場は上がりやすいのか、下がりやすいのかを調べるにあたって下記の条件で検証を行いました。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
検証対象:東証1部、2部
検証期間:1990年3月~2012年2月29日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・4月1日の翌営業日寄り付きで買い

売り条件
・30日経過後の翌営業日寄り付きで売り
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

4月の始めに全銘柄を購入し、30日経過後に売却した場合について検証を行うことで、仮に損益がプラスならば4月は株価が上がりやすい月となり、反対に損益がマイナスであるならば4月は株価が下がりやすい月であると言えるのではないでしょうか。ではさっそく検証結果を見てみましょう。

株式市場の傾向(4月)の検証結果

システムトレードの達人

クリックで拡大(出所:システムトレードの達人)



勝率: 59.73 %
勝ち数: 15,523 回
負け数: 10,466 回
引き分け数: 548 回

平均損益(円): 7,911 円  平均損益(率): 3.96 %
平均利益(円): 21,011 円  平均利益(率): 10.51 %
平均損失(円): -11,105 円  平均損失(率): -5.55 %

合計損益(円): 209,937,852 円  合計損益(率): 104,970.11 %
合計利益(円): 326,158,259 円  合計利益(率): 163,082.82 %
合計損失(円): -116,220,407 円  合計損失(率): -58,112.71 %

PF(総利益÷総損失): 2.806
平均保持日数: 35.14 日

検証結果を見てみると勝率が59.73%、合計損益がプラス、平均損益も3.96%と4月の株式市場は好調であることがわかります。とくに(総利益÷総損失)で求められるプロフィットファクターが2.806と非常に高く、成績が良いことがわかります。

このような結果になる理由には以下の要因が考えられます。

・年度末である3月末に企業が保有する株式や投資信託を整理するため売却が行われやすい傾向にあり、4月は新年度になり、その買い戻しが行われるために株式市場が好調になりやすいからです。そのため4月は株価が上がりやすい月だと言えるでしょう。

・また4月は年金や生保などの機関投資家がポートフォリオのリバランス(株式組み入れ比率の調整)を行うため日本株が買われやすい傾向あります。

このような要因から4月は株価が上がりやすくなっていると思われます。

では次に4月に強い銘柄とはどのような銘柄だったのでしょう。個別銘柄に注目してさらに深く確認していきたいと思います。4月に好調であった銘柄ランキングを見てみましょう。

4月好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

クリックで拡大(出所:システムトレードの達人)



図は4月に勝ち数の多かった銘柄のランキングです。図の銘柄コードを見てみてみると6000番台の銘柄が多くあることがわかります。銘柄コード6000番台の銘柄は業種としては機械や電気機器に分類される銘柄が多くあります。特徴的な銘柄を挙げると

・6590 芝浦メカトロニクス
・6999 KOA
・6498 キッツ


といった銘柄がランキング上位に入りました。(6590)芝浦メカトロニクスは液晶関連の洗浄装置では世界首位、(6999)KOAは固定抵抗器で世界首位級、6498キッツはバルブにおいて国内首位と力のある企業がランクインしています。業種別でみた際に電気機器は日経平均に占める割合が20%以上と最もウエイトが高くなっています。そのため4月というのは電気機器の上昇が株式市場の上昇を支えているということなのではないでしょうか。4月は電気機器の銘柄に注目しましょう!


【残6535名】今回の検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!

(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)