新幹線100系・300系ほか、2012年3月引退列車特集

2012年3月。例年、春のダイヤ改定で引退や廃止となる列車、車両があり、名残惜しく話題になるが、今年はいつになく多い。そんなお別れの話題をまとめてみた。

東海道・山陽新幹線から300系と100系引退

300系

東京駅を出発した300系

まずは、東海道・山陽新幹線。1964年の開業以来活躍してきた0系が引退したのは、2008年11月だったが、今回は、0系に続く第2世代の100系と300系が3月16日のラストランをもって別れを告げる。
記念装飾300系

ありがとう300系。記念ステッカーを貼って名残を惜しむ

300系は、初代「のぞみ」の車輛として1990年に試作車が登場。1992年3月14日から「のぞみ」の初代車輛として華やかにデビューした。当初は、早朝の1本が名古屋、京都を通過し、話題になった。その後、航空機のようなスタイルの500系や新型の700系が相次いで登場し、300系は人気の面で影が薄くなってしまった。2001年以降は「のぞみ」の定期運用を失い、最近は「ひかり」「こだま」をメインに活躍していた。およそ20年ほどの活躍は短かったとも言える。JR東海では、「ありがとう300系」のヘッドマークとサイドステッカーの車体装飾を行った編成の列車を走らせはなむけとしている。
100系こだま

晩年は塗装を変えて山陽新幹線「こだま」として活躍した

100系と0系

今となっては懐かしい100系と0系との出会い

一方、第2世代にあたる100系は、すでに2003年に東海道新幹線からは撤退していて、今回の山陽新幹線「こだま」からの引退で、完全に姿を消す。全盛期には、2階建てグリーン車や食堂車も連結し、車輛のバラエティは注目の的だった。これらは2000年3月で営業を休止し、しばらくは編成に組み込まれていたものの2002年に線路を走ることはなくなった。今では、名古屋の「リニア鉄道館」で、その姿を偲ぶのみである。