2011-12年・冷蔵庫の新製品

2011-12年・冷蔵庫の新製品 プレミアムクラスはダークカラーが主流に

家庭の消費電力トップ3に入る冷蔵庫。省エネ性能の向上は、どのメーカーも力を入れているところ。さらに今年は「節電」を前面に打ち出し、より省エネになる機能を搭載しているのが大きなトレンドです。また、大容量化に伴い、食材の長期保存も力が注がれています。デザイン的には、どのメーカーもより高級感のあるプレミアムクラスを設けていて、扉カラーにダークな色味が目立ちました。

しかし今年は、従来の技術を進化した開発が多く、「コレ!」と言って画期的なニュースがなかったのも事実。ということで、ガイドが注目した各社の機能を中心に、今年の新製品をご紹介いたします。購入のご参考にして下さい。

 

冷凍室に技あり!~三菱【RXシリーズ・Rシリーズ】

「切れちゃう冷凍」や「ビタミンUP野菜室」などで、使い勝手の良い冷蔵庫として主婦の支持が高い三菱の冷蔵庫。今年は「冷凍室」に注目! 最近の冷蔵庫は、メインの大きな冷凍室、氷を作る製氷室、その横にある小さな冷凍室と、冷凍室が3部屋あるタイプが主流になっています。これらの冷凍室を別々にコントロールすることで、使いやすさと節電を実現しています。
 
三菱冷蔵庫

冷凍3室が独立した構造になっているのは三菱だけ!(※画像:メーカーリリースより)

この3室、扉は3つに分かれていますが、どれもマイナスの温度帯ということで、冷却効率をあげるため、中の仕切りは冷気が行き来する構造になっているのが大半です。しかし三菱の冷蔵庫は、この3室がしっかり独立した構造になっています。これを生かし、各部屋に配置された温度センサーと扉開閉センサーで自動で省エネする「部屋別おまかせエコ」、使わない部屋の冷気をセーブする「パワーセーブモード」、節電レベルを表示する「節電モニター」など、きめ細かく節電する「節電アシスト」機能を搭載しました。

 
三菱冷蔵庫

スケルトンモデルの緑色部分の運転をセーブすることで約16%の節電に!冷気をセーブしても乾物収納などに活用できるのも便利

ガイドが最も注目しているのは「パワーセーブモード」。製氷室と横の小さな冷凍室の冷気をセーブすることができます。例えば、冬は氷の消費も減りがちですが、製氷機能を停止しても製氷室自体は冷やしているのが現状。空の部屋を冷やすために電力を消費している訳です。そんなムダを削減できる、この「パワーセーブモード」は、冷凍3室が全室独立設計の三菱ならではの機能。また、冷気をセーブしても室温より低い温度になるため、乾物などの収納庫として使えるのも便利! 節電と使い勝手をうまく両立していると実感します。

2つの冷凍室を使い分ける提案もなかなか。小さな冷凍室では、過冷却現象を応用して均一に凍らせ食品の細胞破壊を抑える「瞬冷凍」と、マイナス7℃で冷凍する「きれちゃう冷凍」の合わせ技、「きれちゃう瞬冷凍」ができます。使うときに簡単に包丁でサクッと切れるので、いちいち解凍せずに調理ができるのが便利です。また、大きい冷凍室は長期保存したい場合や市販の冷凍食品に最適。2つの冷凍室をフル活用すれば、おいしく長期保存が可能! ホームフリージング派にはうれしい機能ですね。

参考:メーカー製品サイト
参考:ニュースリリース
■プレミアムタイプ