スエットシャツには2タイプがある
スエットシャツと聞いてピンとこない人もいると思いますが、日本でいうトレーナーのことです。もともと汗を吸収するための素材で、スポーツ選手や軍人の訓練用の服に使用されてきました。それが今では、アメカジの定番となり、誰でも一着はスエットシャツを持っているのではないでしょうか。そんなスエットシャツは着る人の年齢や着る季節を問わず、愛用されるファッションアイテムとしても定着しました。特に今からの秋の季節にはとても役に立つんです。そこで、今回は秋のスエットシャツの着こなし方について解説します。まず、スエットシャツには大きく分けて、2つのタイプがあります。通常トレーナーであるクルーネックタイプのもの、パーカータイプのもの。これにはジップとプルオーバーがあります。同じスエットシャツでもデザインが異なるので、何に合わせてコーディネートすればよいか分からないという人も多いようなので、この2タイプのスエットシャツのコーディネート例を挙げてみましょう。
クルーネックのスエットシャツの着こなし方

クルーネック・スエットシャツxポロシャツの組み合わせではポロシャツの色をスエットシャツとは対照色にし、襟元にアクセントをつけます。 PHOTO:石井幸
クルーネックの場合は、襟の色がアクセントとなるので、スエットシャツのカラ―とは対照色を合わせます。例えば、グレーのスエットシャツであればネイビーのポロシャツ。この場合、ポロの襟は中に入れてもよいですが、出す場合は襟を立たせたほうがベターです。
■クルーネックのスエットシャツxシャツ
スエットシャツにシャツを合わせるのであれば、カジュアルなシャツを選びましょう。デニムシャツやカラフルなチェックのシャツなどがよいでしょう。
次のページではパーカタイプの着こなしを紹介します。
スエットパーカの着こなし方

スエットパーカxTシャツの組み合わせでは、カラフルなTシャツを合わせてラフに着こなすのがベターです。 PHOTO:石井幸久
もっともカジュアルに着こなすコーディネートです。中に着るTシャツは思い切って派手な色のものを。グレーのスエットシャツにはピンクのTシャツ、ネイビーのスエットにはイエローのTシャツなどを合わせて、ジップタイプのものはしめずに、ラフに着こなします。

スエットパーカxシャツの組み合わせでは、オックスフォードのシャツやチェックのシャツを合わせれば、プレッピーなコーディネートになります。 PHOTO:石井幸久
パーカーにオックスフォードのシャツなどをコーディネートすれば、プレッピー感を演出することができます。シャツの色はライトブルーやピンクなどが最適です。
スエットパーカにはオーソドックスなコットンシャツなどを合わせてもよいのかという疑問を持つ人もいますが、全然OKです。フルジップのパーカーの場合、胸元くらいまで閉じれば上品に見えます。また、近年のスエットシャツのトレンドは細身のスリムなシェイプのもの。伸縮性があれば尚よしです。さあ、今年の秋はタイプの異なるスエットシャツを着こなしを楽しみましょう。
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