舞い上がらず、また疑わず、フラットで臨め

店頭で実車を見る時ほど、胸の高まる瞬間は無いでしょう。目の前のクルマが、もうすぐ自分のものになるんだと思うほど、興奮してしまうのは仕方がありません。しかし後悔しないためにも冷静な実車チェックが大切です。

いっぽうで、線キズ一本も見逃さない、中古車販売店にもダマされるもんか、とばかりにチェック、いや「疑いの眼差し」でもって実車を確認する人もいますが、これはこれで「冷静なチェック」とは言えません。

なぜなら、目の前の状態でそのプライスタグが掲げられているのであり、それがどうしても納得いかないのなら、違う中古車を探すべきだからです。新車と違って、中古車は小さなキズくらいあっても当たり前です。

「6:中古車販売店の選び方」で述べたように、中古車販売店との人間関係はとても大切です。それはつまり、買う側だけでなく、中古車販売店側も購入する人と今後も末永くお付き合いしたいと思えるかどうかということも、大切だということです。

車の程度が、価格相応に思えるかどうかを確認

ではどうすればよいのか。実車チェックで大切なのは「わからないことがあったら何でも聞いてみる」ことです。キズがあるなら「このキズは納車時には直してもらえますか」、バッテリーが上がっていたら「バッテリーは納車時までに充電してもらえるのですか」等々。

つまり、キズなどがこのままでこの値段なのか、あるいは修理してこの値段なのか、ということをきちんと確認することが大切なのです。さらに複数の車を見ることで、価格相応かどうかの判断がしやすくなるはずです。

晴れた日に、事前に連絡を入れて見に行くように

また、キズなどを見落とすことがないように、できれば雨の日は避けましょう。また販売店へ行く旨を伝えておくことで、見やすい場所まで出してくれている場合もありますから、事前の連絡は大切です。

外観はキズやヘコミだけではなく、ウインドウやライトのひび割れ、タイヤの減り具合などもきちんと見ることも忘れずに。
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