トレーニングと仕事の意外な関係

仕事中のエクササイズ

仕事の合間のリフレッシュといえば、コーヒーブレイク。そこに筋肉トレーニングを加えれば、効率も一層アップする!?

今回は、筋肉トレーニングのもたらす意外な効果についてお話ししたいと思います。一般的に「筋肉トレーニングをしている」と言うと、それによりもたらされるのは、フィジカル(肉体面)の健康のみといったイメージがあるのではないでしょうか。たしかに、肉体的に健康になるのはもちろんですが、実は脳にも良い効能をおよぼすということが、最近の研究結果であきらかになってきているのです。

スポーツやトレーニングで体を動かした後は、なんだか妙に頭が冴えて、スッキリした気分になっているのではないでしょうか。これは、体を動かすことで全身の血行が促され、脳への血流が増えたり、私たちが運動中、無意識のうちに大量の酸素を体内に取り入れたりすることにより、こうした体の状態が作り出されるのです。そうなると、自然と集中力が増し、仕事や勉強での能率も上がるというもの。ここぞという頑張り時にも、ふんばりが効くようにもなります。

ということはつまり、集中して作業したいときや、仕事の効率を上げたいときには、軽いトレーニングで体を動かして臨んだほうが良いといえます。たとえば、「朝が苦手で、午前中はいつもボーっとしている…」という悩みをお持ちの人がいましたら、ぜひ始業前に軽くトレーニングを行ってみることをおすすめします。そうすると、脳がシャキッと覚醒してきて、朝一からエンジン全開でバリバリと仕事をこなせるようになるはずです。そうなると、気持ちにも俄然余裕が出てきますよね。また、一日中デスクワークをしている人の場合は、眼を酷使しながら長時間一定の姿勢をとっていますので、時々体を動かして、脳と体の緊張感を解きほぐすことが大切です。

そこで今回は、次ページからオフィスでイスに座ったまま行うことのできるトレーニングと、スキマ時間にサッと行えるトレーニングの2種をご紹介します。どちらも、鍛えるパーツは脚。座りっぱなしで血流が滞り気味になっている脚~ヒップの筋肉に、ダイレクトに効いてきます。仕事の合間に、ぜひ取り組んでみてください。



PC作業しながら太ももを筋トレ「ニーリフト」

イスに座りながら簡単にできる脚力強化の運動。腹筋と太ももの引き締めにも効果的。座ったまま少しの動作で効かせることができるので、仕事中でもスマートにできる、最適な“ながら”トレーニングです。

【HowTo】
ニーリフトその1

手順1

背すじを伸ばしてイスにやや浅く腰かけ、片側の太もも(※写真では右脚)をできるところまで持ち上げて浮かせ10秒キープ









ニーリフトその2

手順2

足をチェンジし、同様に行う。くれぐれも、無理のない範囲で行うこと。腿の上に手を軽く置いておくと、しっかりと筋肉の動きに意識を向けられる









【ポイント】
・左右交互に6~10回/1セットを1日2セット実施が目安
・物足りなく感じる人は、片脚ずつでなく、両脚を同時に浮かせるとより効果的。その際はヒザとヒザを押し合うようにして内ももを引き締めるように意識するとよい
・上体がのけぞらないよう注意しよう


次のページでは、さらにふくらはぎや背中にも効くトレーニングをご紹介します。ぜひ続けて挑戦してみてください。




ヒップやふくらはぎの引き締め効果「レッグバランス」

ちょっとした待ち時間の合間などに、気軽に行えるエクササイズ。足の付け根の筋肉が刺激され、お尻がキュッと持ち上がるため、ヒップアップの効果がある。また、片脚でバランスを取るため、脚全体の筋肉を満遍なく使うことが出来るのでシェイプアップ効果も期待大。

【HowTo】
レッグバランスその1

手順1

背筋を伸ばして直立し、脚を軽く開く











レッグバランスその2

手順2

片側の足を後ろに軽く蹴り上げるように動作する。上体は前傾させて、バランスをとる。脚を上げた状態で5秒間静止。背筋を伸ばして行うことが大切










【ポイント】
・左右交互に6~10回/1セットを1日2セット実施が目安
・上体を前傾にさせないと負荷がかからないので、要注意
・太ももの裏やふくらはぎに負荷がかかるのを意識しながら行うこと


いかがですか? 今回紹介したようなプチトレーニングがレパートリーにあれば、スキマ時間が有効活用できるようになり、ちょっとした不摂生くらいならすぐ解消できるようになるものです。皆さんのライフワークに、ぜひ取り入れてみてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。