デジタルを生活の中に溶け込ませてくれるもの

かつて、iPodでさえマニアック過ぎると売れなかった時代があった事なんて信じられないくらい、デジタルな機器は当たり前のように生活の中にあります。ただ、人間は基本的にアナログな存在ですから、どこかでデジタルをアナログに変換しなければ利用出来ません。iPodならイヤフォン、パソコンならキーボードやマウスとディスプレイ、ケータイやスマートフォンでも、キーボードやマイク、イヤフォンなどのアナログ機器が必要です。

さらに、便利に使おうと思ったら、例えば高音質のスピーカーとか、スタイラスペンといったアイテムに、私たちとデジタル機器を繋いでもらう必要があります。あるデジタル機器を使いやすいと感じるかどうかは、実は、そんな仲立ちしてくれるアナロググッズの存在が大きいのです。身近な話でも、使いやすいケースに入れるだけで、iPhoneの使い勝手が向上するなんて話はよく聞きます。今回は、ガイド納富が最近使ってみて、とても便利だったデジタルとアナログを繋ぐアイテムを二つ、ご紹介します。

バード電子「マイクロフォンミキサーDJ-4K」

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今ならマイクが付いてくる「マイクロフォンミキサーDJ-4K」1万3800(バード電子)

このガイド記事でも前に紹介して、今でもガイド納富がギター練習用に愛用しているバード電子のギターミキサー「DJ-4G」(現在、期間限定スペシャル値引きで6860円)の、ボーカル版です。しかも、練習用マイクも付いてくるので、買ったらすぐ使えます(さらに付属の乾電池ボックスはUSBケーブルを用意すれば携帯電話やiPhoneの充電にも使えます)。何だか、お買い得情報みたいになってしまいましたが、このミキサー、意外に利用範囲が広くて、持っていると本当に役立つのです。
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背面のジャックにマイク、イヤフォン、iPodなどの音楽プレイヤーを接続。電池パックを繋げば準備完了

元々は、iPodなどの音楽プレイヤーとマイクを繋いで、その両方の音をミックスした物がイヤフォンから出力されるという、カラオケ練習用ミキサーとして開発されたものです。実際、普通に音楽に合わせて歌うよりも、マイクを通して返ってきた自分の声を聞く方が、人に聞こえている声が分かるから練習になるわけです。音楽、自分の声のそれぞれの音量が調整出来るのも便利で、しかも、そのボリュームつまみがギター用のつまみになっているなど、モノとしてのディテールもしっかりした名品です。
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接続例。暗記の際は、音楽プレイヤーを繋がずに、マイクに向かって音読すれば、その音声がイヤフォンから聞こえるので、そのフィードバックで暗記を強化する仕組み

もちろん、歌も歌っているのですが、ガイド納富がそれ以上に重宝しているのは、語学練習と、最近少しだけ増えたテレビ出演のコメントの記憶用です。自分の声を自分で聞くと、確かに学習効率が上がります。また、不自然に喋っていないかのチェックもできます。で、練習に疲れたら、音楽に合わせて歌えばストレス発散にもなるという、かなりの優れもの。後、音楽入りのナレーションをスライドショーなどのプレゼン資料に録音するのにも、音楽と声のバランスをあらかじめ調整できるので便利でした。
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付属の電池パックは単三乾電池2本を入れて使うUSBタイプ。ケーブルを用意すれば、携帯電話などの非常用電源としても使える

サイズも56×84×42mm、約190g(本体のみ)とコンパクトで場所を取らず、乾電池ボックス付きで電源も単三乾電池2本でOK(しかもやたらと長持ち)。iPodなどと接続するためのケーブルと、マイクの接続用の標準プラグ変換アダプターも付属しているので、こちらで用意するのはせいぜいiPodのような音楽プレイヤーだけという手軽さも嬉しいです。特にガイド納富のように、何かを始めようとしたら、まず探し物から始めるような人間には、このようなオールインワンパッケージは何より嬉しいのです。


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