株価下落の要因

システムトレード

出所:システムトレードの達人

 
任天堂の株価が年初より下落しています。下落の要因は主力ゲーム機の販売不振と円高による為替差損です。株価は業績下方修正を発表した7月28日以降大きく下落し8月12日には10780円と年初来安値を更新しました。その後株価は反発し8月17日終値で12030円となっています。株価は業績悪化を織り込みようやく底打ちしたようにも思えますが果たして本当に底を打ったのでしょうか?実際に過去の株価データを用いて検証を行いました。

検証方法

今回の検証では任天堂の株価を下記の状態にあると考えました。

1.長期トレンド(75日移動平均線)を大きく下回っている
2・中期トレンド(25日移動平均線)を下回っている
3.短期トレンド(5日移動平均線)を上回っている

任天堂の現在の株価水準を中長期のトレンドを大きく下回っている状態だが短期のトレンドはようやく上向きに転じた状態と定義付けたのです。具体的な検証方法は以下のとおりです。

買い条件
・終値が75日移動平均線より-20%以下
・終値が25日移動平均線より-5%以下
・終値が5日移動平均線より2%以上

売り条件
・含み益が10%以上、もしくは30日経過後

それでは検証結果を見てみましょう。


検証結果

システムトレード

出所:システムトレードの達人


勝率: 75.00 %
勝ち数: 6 回
負け数: 2 回
引き分け数: 0 回

平均損益(円): 39,342 円  平均損益(率): 3.93 %
平均利益(円): 110,721 円  平均利益(率): 11.07 %
平均損失(円): -174,795 円  平均損失(率): -17.48 %

平均保持日数(イグジット済み銘柄のみ): 15.25 日

勝率75%、平均損益3.9%とまずまずの成績となりました。検証結果を見る限りでは現在の株価は短期的には底を打った可能性が高いと考えられるでしょう。ただ検証の条件を変更し、売却までの期間を長くしたり利食いの水準を高めに設定し再度検証を行うと成績は悪化する傾向が見られました。以上を踏まえて任天堂の株価をシュミレーションした結果は、現在の株価水準は短期で底打ちしたものの、中長期ではまだ株価が底を打ったとはいえない状態と考えられます。投資をするならばあくまでも短期のリバウンド狙いが無難だと考えられます。もちろん今回の検証結果は過去の株価データをもとに検証した結果であり将来も同様の結果が得られる保証はありませんが、少なくともこのように検証を行うことで根拠ある数字をもとに投資判断を考えることができると思います。みなさんもぜひ過去の株価データを使って分析してみてください。

【完全無料】株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。今回の記事のような過去の株価を使った検証が出来ますのでぜひお試し下さい。

(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)