ことわざにもあるように目の印象力は大きなもの。顔全体、その人全体の印象を左右するパーツです。目元の印象が悪いと、相手に悪い好感を与えてしまいます。

女性のようにメイクをしない男性は普段のアイケアがとても重要です。今回はそんなアイケアに焦点を当ててご紹介しましょう。

目周りは非常にデリケート

アイケア

アイケアに使うクリームやアイテムはさまざま。テクスチャーや自分の抱えるトラブルによって使い分けましょう。

目の周りにクマやシワがあるとなんとも生気のない顔になってしまいます。そこで、アイケアが必要になるのですが、アイケアは単にクリームを塗れば終わりというものではありません。

それは目元の皮膚がごく薄くデリケートだから。背中の皮膚に比べると約1/5の薄さだとも言われているほどです。力の加減に注意しないと、ケアをしているつもりで、かえってトラブルを生み出していることもあります。優しく丁寧にケアしなくてはなりません。

 


アイケアは薬指が基本

アイケア

アイクリームを塗るときは必ず薬指を使います。男性は力が強いので、できるだけやさしく塗ることを心がけて。

では、どうやってアイケアをするのがよいのでしょうか? それは薬指でケアすることです。手の中でも薬指が最も力が入りにくいので、ムダな負担をかけずにすむのです。

アイクリームを薬指に出したら、指をこすり合わせて、体温でクリームを温めておきましょう。こうすると左右の目元に均一に伸ばせますし、浸透もよくなります。

 


こすらず、力を入れず

アイケア

アイテムによってやや異なりますが、目頭→目尻に向かって塗布するのが効率的です。

次に塗り方です。目頭に薬指を置き、目尻まで一定方向に塗布します。この時に、目の下を左右にこすったり、往復させたりするのは禁物です。触れるか触れないくらいの力で、ポンポンと軽く叩くようになじませましょう。

慣れない男性は、普段のケアはこれくらいでOKです。だんだん慣れてきて、もし、疲れが溜まっていたり、むくんだりするときは仕上げに、目の周りにある無数のツボを刺激して血行を促進するのもよいでしょう。

 


次のページでは、目元の最大のトラブル「クマ」の種類とその解消法をご紹介します。

意外と知らないクマの種類


アイケア

ここがクマの多発地帯。自分のクマがどれなのか、原因とともに見比べましょう。

目元のトラブルで最も多いのが、クマ。これがあると、一気に疲れて見えてしまいますよね。しかし、一言で“クマ”といっても、3つの種類があり、その原因によって対処法が異なります。

  • 主に血行不良が原因の「青グマ
  • むくみやたるみ、加齢などが原因の「黒グマ
  • 色素沈着やくすみが原因「茶グマ

上記のように分けることができます。まず、青グマは血行不良が原因のものです。目の下の皮膚があまりにも薄いので、血流が悪く滞るとそれが青く見えることにより起こります。これには、血流をよくすることが大切です。マッサージをしたり、目の部分にあたたかいタオルや冷たいタオルを交互に当てて、血流を促すのがよいでしょう。

次に黒グマですが、これは皮膚がたるんだり、反対にむくんだりして、目の下に陰ができることで、黒っぽくなるもの。むくみやたるみを解消すると、陰も薄くなります。しかし多くの場合は、加齢や骨格に由来するものなので、アイケアだけでは、なかなか解消することが難しいでしょう。

最後の茶グマは、紫外線や目をこするなどの物理的な刺激でメラニン色素が沈着して、茶色っぽくなったものを指します。一度、できてしまうとなかなかやっかいです。目をこすらないように、注意を払い、美白系のアイケア製品で地道にケアしましょう。日頃のUV対策も念入りにします。

 


目の下にたまった老廃物を流す

アイケア

目の下の老廃物を、いったん耳下腺のリンパまで流してきます。

上記の中でも男性に多く見られるのが「青グマ」。老廃物が溜まると起きるものでした。これは前ページで紹介した、アイクリームの塗り方に加えて、リンパに沿って老廃物を流すやり方をプラスするのが、おすすめです。

まず、目頭から目尻に向けてクリームを塗布したら、次のそのまま耳の下に指を滑らせましょう。耳の下にはリンパ節があります。風邪をひいた時にお医者さんが触ってたしかめる、あの辺りです。

 


アイケア

最後に首筋を通って、わきの下のリンパまで流せば完了。手のひらを軽く押し当てて流します。

そして、今度は指を増やしてわきの下まで流します。ここにも大きなリンパ節があるのです。老廃物はリンパ腺の流れをよくしてやることで排出されやすくなります。血管よりも細いので、力を入れすぎるとリンパ腺がつぶれて、かえって流れが悪くなります。アイケアと同様にやさしく、力を入れずに行いましょう。

このように、“目”は普段のケアがとても大切です。自分に合った方法で目力を養って、健康的で、精悍な印象を与えるようにしましょう。
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