名古屋国際と名古屋シティが進化合体

オフィシャルサポーターの長谷川理恵さんと安田美沙子さん

オフィシャルサポーターの長谷川理恵さんと安田美沙子さん

7月20日に東京で来年3月に開催される「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」(主催・マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知実行委員会)の記者発表が行われました。総募集数36000人(フルマラソンは女性のみで15000人)という大型の大会です。
東京マラソンの成功とマラソンランナー人口の増加を受けて、大都市を走るフルマラソン大会が増加中ですが、「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」の注目すべきポイントは、フルマラソンの部にあたる「名古屋ウィメンズマラソン」の出場資格が大会名のように女性限定であること。
東京マラソンにしても女性のフルマラソンエントリー数は約8500人、出走は8056人でした。この数字を大幅に上回る女性ランナーが名古屋に集結し、道路を埋めるわけです。これまでのマラソンとはまったく異なったシーンが展開し、感動が生まれ、マラソンの新しいムーブメントがスタートする予感がします。

「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」は、数々の名勝負を生んだ「名古屋国際女子マラソン」を進化させてエリートランナーから市民マラソンランナーまでに参加資格を拡げた「名古屋ウィメンズマラソン」と、市民マラソンと親しまれてきた「名古屋シティマラソン」を同時開催するものです。
それぞれの概要は次ページの通りです。


【名古屋ウィメンズマラソン2012(兼ロンドン五輪代表選考)】

開催日 3月11日(日)
定 員 マラソン 15000人
制限時間 7時間1分
参加料 国内10000円 海外12000円 チャリティー15000円 ※いずれも別途に事務手数料500円を要す。 ※エリートの部は5000円
参加資格 6時間40分以内(女性に限る) ※エリートの部は公認記録等の条件あり。
募集期間 2011年9月1日から11月30日まで(※グループエントリーは10月20日まで)先着順
コース ナゴヤドーム発着の名古屋ウィメンズマラソンコース(スタートはドーム外、フィニッシュはドーム内)

巡回する箇所はほとんどなく3箇所の折返しでスタート地点に戻ってきます。名古屋城や通称100m道路の若宮大通りなど名古屋の名所もしっかりつないでいます。名古屋国際女子マラソン同様にアップダウンの少ないコースで、好記録が期待できそうです。
制限時間が7時間1分と半端なのは、東京マラソンの7時間を意識してのことかと思いましたが、開催日が東日本大震災が生じた3月11日であり、地震発生の午後2時26分にかかるランナーもいることから、1分間の黙祷時間を加えたとのこと。走りながら黙祷するのではなく、立ち止まって黙祷だそうです。その1分は記録上救済されないそうです。気持ちは分かりますが、スジが違うような気もしますが、皆さまはどのように思われるでしょうか。

長谷川さんがつけていたナイキundefinedウィメンズマラソンの完走証、ティファニーのネックレス

長谷川さんがつけていたナイキ ウィメンズマラソンの完走証、ティファニーのネックレス

ウィメンズマラソンといえば、先輩格はアメリカ・サンフランシスコで10月に行われている「ナイキ ウィメンズマラソン」。女性だけの20000人のマラソン大会です。完走者にタキシードを着たイケメン(?)スタッフが、完走メダルならぬティファニーがデザイン制作したオリジナルネックレスをかけてくれるなど、女心をとらえるさまざまな企画で、女性ランナーの人気大会になっています。
名古屋ウィメンズマラソン2012は、この「ナイキ ウィメンズマラソン」を徹底的に参考にするそうで、完走者にはやはりティファニーのペンダントが贈呈されます。これは女子ランナーにとって大きな魅力になるでしょう。どのように贈呈されるかは発表になっておりません。

エリートの部のゲストランナーはまだ発表になっていませんが、2012に開催されるロンドン五輪のマラソン代表選考レースになっています。名古屋国際女子はいつも世界選手権や五輪の代表選考最終レースになり、それまでの候補の記録を念頭に壮烈なレース展開となるのが常ですが、今回もその条件は同じ。そして一般参加者にとって醍醐味となるのは、3回の落ち返しがあるために、トップグループの走りを何度か目にするチャンスがあるということです。世界のトップレベルのランナーと同じレースを走っているという実感を感じ取れるでしょう。

【名古屋シティマラソン2012】

開催日
ファミリージョギング 3月10日(土)
ハーフ(男女)、10km(男女) 3月11日(日)
定員
ファミリージョギング 6000人 ハーフ(男女) 10000人 10km(男女) 5000人
制限時間
ファミリージョギング 4kmを45分以内
ハーフ 3時間
10km 1時間40分
参加料
ファミリージョギング 大人1500円 小人1000円 ほかにグループエントリーあり
ハーフ(男女) 国内5000円 海外6000円
10km(男女) 国内3000円 海外4000円
※いずれも別途に事務手数料500円を要す。
募集期間
2011年9月15日から10月15日まで。定員を超えた場合は抽選
コース
ファミリージョギング ナゴヤドーム敷地内特設コース
ハーフ ナゴヤドーム~白川公園
10km ナゴヤドーム~瑞穂公園陸上競技場

種目は前身の大会と同じですが、定員はいずれも大幅に増加しています。これだけでも大きな大会です。
ファミリージョギングは、メインレースの前日土曜日に開催。受付は大会当日の3月10日ですが、ハーフと10kmはフルマラソンとともに大会前々日の3月9日と前日の3月10日のみの受付です。そしてこの受付の始まる3月9日から11日までの3日間は、受付会場でもあるナゴヤドームでマラソンEXPOが開催されます。


美ランナー2名がオフィシャルサポート

「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」を盛り上げるオフィシャルサポートランナーには、3時間15分36秒の記録を持つモデルの長谷川理恵さんと、タレントの安田美沙子さんが就任され、名古屋ウィメンズマラソン2012出場するほか大会PRに活躍します。

「アクセサリーがテンションを高めることも」と長谷川理恵さん

「アクセサリーがテンションを高めることも」と長谷川理恵さん

長谷川理恵さん
 サンフランシスコでのナイキ ウィメンズマラソンに出たがとても楽しかった。女性のための大会がいつか日本にもできたらと思っていたのでとてもワクワクしてます。15000人の女子が一斉に走るのは(日本では)初めてのことなのでガールズパワーがどのくらいすごいのかわかるかもしれません。オリンピックの先行レースでもあるので、トップ選手のレースも見られるし楽しんだ者勝ちの大会になるんじゃないでしょうか。



「制限時間も長いし、今からはじめても大丈夫」安田美沙子さん

「制限時間も長いし、今からはじめても大丈夫」安田美沙子さん

安田美沙子さん
 第一回の大会に出られるのが光栄です。サブフォーランとして日本のど真ん中を女の子がみんなで力を合わせて走れたら最高です。一週に一度名古屋に行っているんですが、名古屋にはおいしいものがたくさんあります。そのおいしいものを食べるのも楽しみです。






大震災や女性支援活動にチャリティ協力

なかなか日本のマラソン大会に浸透していかなかった大会でのチャリティ活動ですが、東日本大震災を契機に一気に大会でのチャリティ活動が当然のように実施されるようになってきたよに思われます。
大震災一周年の3月11日に実施される「マラソンフェスティバル ナゴヤ・愛知」もチャリティに力を入れています。
他より出場料が5000円高い(15000円)チャリティーエントリーからは、チャリティー(「名古屋ウィメンズマラソン」のコンセプトにしたがい、「ピンクリボンで乳がん撲滅運動」「ホワイトリボンで発展途上国の妊産婦の命・健康を守る運動」「ガールエフェクトで発展途上国の女の子を支援」)募金と記念グッズ代が含まれています。
マラソンEXPO会場やコース沿道では被災地支援を目的とした募金活動が行われます。沿道での募金は、海外マラソンでは見られますが、日本では例が少ないように思います。

大会スポンサーには、名古屋国際女子マラソンの第21回大会からメインスポンサーを続ける日本メナード化粧品がゴールドスポンサーとして、ナイキ ウィメンズマラソンをサポートするナイキ(株式会社ナイキジャパン)がシルバースポンサーとして決定、大会に協賛しています。

男でも、出場してみたいですが……。

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