Q&Aで解説! カプサイシンとイソフラボン同時摂取の注意点
私はこれまでに「髪の毛を生やす効果大の体内物質「IGF-I」とは?」「トウガラシと豆腐を食べれば発毛促進!?」を通じて、以下のポイントを説明してきました。- すべての人間の体内に存在する「IGF-I」を増やし、発毛因子として働かせれば高い確率で毛母細胞が活性化し、発毛・育毛を促進できる
- IGF-Iを増やすには、カプサイシンとイソフラボンを同時に食べること
まずは、食材選び、摂り方、注意点などをQ&Aでご説明していきましょう。

カプサイシンを効率的に摂取するには一味、七味、タバスコなどが理想的
A.手軽に量を調節して摂取できるという点で、一味、七味、タバスコが理想的。キムチに含まれる発酵成分、バージンオリーブオイルに含まれるオレイン酸にもカプサイシン同様の効果があります。
■Q.イソフラボンは大豆が使われている豆腐、納豆、缶詰の大豆、豆乳などいずれでもOK?
A.いずれの食材も効果があります。強いて挙げるなら、発酵成分(これらもカプサイシンと似て、IGF-Iを増やす働きがある)が加わっているという点で納豆が理想的です。
■Q.豆は種類が豊富で、大豆以外にも小豆、うずら豆、えんどう豆、金時豆、そら豆、落花生、レンズ豆などさまざまな種類がありますが、これらも発毛・育毛に効果的?
A.IGF-Iをつくる「CGRP」という成分を増やす働きがあるのは、大豆に含まれるイソフラボンです。発毛・育毛を促すためには「大豆」を選んでください。
次ページでもQ&Aを続けます。キムチ味のカップラーメンに納豆をのせても、カプサイシンとイソフラボン同時摂取は可能?
カプサイシン+イソフラボンは夕食で食べるのが理想的
■Q.カップラーメンが大好きです。キムチ味のカップラーメンに納豆をのせれば、カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取したことになりますか?
辛い料理でもカップラーメンなどは効果を消してしまう可能性大
■Q.カプサイシンとイソフラボン、1日に1度だけの摂取でOK? あるいは、食べれば食べただけ発毛・育毛効果がある?
A.薄毛の方は、毎食食べていただくと、それに応じた効果は認められると思います。しかし、毎食は食べられない方は、1日に1度でもOKです。ただし、極端に辛いものは避けること。IGF-Iは夜間に増えるといわれていますので、夕食に食べるのが理想的です。
髪の毛にも、お財布にも優しい簡単レシピ公開
続いては料理。実は料理が得意ではない私にもつくれる、超簡単レシピです。
冷奴は簡単につくれる「IGF-I増やし料理」の定番。写真は豆腐に食べるラー油を乗せてアレンジした一品
■材料
- 冷奴 一丁
- キムチ 適量
- 味付け海苔 適量
- ごま油 適量
- 醤油 適量
豆腐→味付け海苔→キムチの順番にのせて、醤油とごま油を少々かけるだけです。納豆をのせるとさらに大豆を摂取できて、よりボリューミーに。
次は「豆腐のチゲ鍋」。冷奴よりハードルが上がったように感じるかもしれませんが、単純に煮込むだけなのでご心配なく。
■材料(1人分)
- 豆腐 半丁
- ネギ 2分の1本
■調味料
- キムチの素大さじ 2杯
- 酒大さじ 2杯
- 砂糖 大さじ2分の1杯
- しょう油 大さじ1杯
- 固形コンソメ 1個
■その他
- 水 1カップ
- ゴマ油 適量
■手順
- 豆腐・ネギを食べやすい大きさに切る
- 水1カップに調理料を全部入れ、火にかける
- 火が通ったら豆腐を入れ、少し煮る
- 豆腐に火が通ったらネギを入れて、少し煮る
- 仕上げにゴマ油を適量かける
調味料の用意が面倒なら「チゲ鍋の素」のようなレトルト食品で代用してもOKです。お好みでエノキや豚肉の薄切りなどを加えると、より豪華になります。冷たいものばかり飲食しがちな夏に、たまには汗をかきながら鍋を食すのもいいもの。冷たい物は、胃の知覚神経を鈍感にしますので、育毛にはよくありません。温かい料理で唐辛子と大豆をとることが、育毛には効果的です。
いかがだったでしょうか。いずれも料理下手な男性でも手軽に挑戦できるレシピですよね? 本格的な夏に向けてのダイエット食にもなりますし、もちろん節約にも効果的です。ぜひ挑戦してみてください。
<関連記事>
トウガラシと豆腐を食べれば発毛促進!?
<関連コンテンツ>
無料体験も可能 任せて安心「発毛・育毛」相談