相手に「理解・共感」を伝えるのがケンカ状態解消の第一歩

相手の主張の中に少しでも理解できるものがみつかれば、その共感を相手に伝えることが、「雪解けの第一歩」です。時間をおいてお互いが冷静になったところで、改めてきりだすのがいいでしょう。

例えば、「冷静になって改めて考えてみたんだけど、あなたが○○と主張するのって、きっとこんな考えや気持ちがあるからなのかなって思ったの。その気持ちは、私にも少しわかるわ」のような感じです。

ケンカの内容を蒸し返すのではなく、相手の主張を受け入れて降伏するのでもな
く、相手の抱いている主張の「背景」に対して、理解と共感を示すことがポイン
トです。たとえ、相手の主張が受け入れられなくても、背景への理解なら、抵抗
感なく示すことができるのではないでしょうか?

一方相手の気持ちになると、たとえ「主張」が理解されなくても、「私はあなたの言葉の背後の気持ちを考え、理解しようとしました」とをされることは、大きな意味を持ちます。相手は自分を理解してくれた。もしくは少なくとも理解しようと努めてくれたという事実は、誰にとってもうれしいものです。その喜びが、心に張り巡らせていたバリアをとりのぞく鍵になります。たとえ、今後もその主張は変わらなかったとしても、少なくとも以前よりも「相手に自分の主張を理解してもらうにはどうし
たらいいか」を考えてくれるようになるはずです。そうなれば、もしまた夫婦喧嘩になることがあったとしても、その内容は以前とは違ってくるはずです。

夫婦喧嘩が他人とのケンカよりも深刻なものになりやすいのは「最もわかってく
れてるはずの人」「最も共感してくれるはずの人」と意見が食い違うことへの失望が大きいからです。もともと分かり合えないと思っている人なら意見が食い違っても当たり前なので、かえってケンカにはなりません。夫婦喧嘩だからこそ「相手への理解・共感」が状況を好転させるキーワードになるのです。

もちろん、こちらが共感を示しても、いつまでもひねくれているようなパートナーもいるかもしれません。そのような場合は、こちらは素知らぬふりで普通通りに接することがコツです。意地を張っている相手に「いつまでそんな風にしているの」「いいかげんやめて」などと言っても、余計に態度が硬化するだけ。普通通り、視線をちゃんとあわせて声をかける事を淡々と続けましょう。表向きは意地を張っている方も、内心ではパートナーの「共感」にぐらりときているはず。態度を軟化させるタイミングを狙っているだけの可能性があります。相手が乗ってきそうな話題を振るなど、相手が元に戻りやすいきっかけを上手に作ってあげましょう。
 
最後に、夫婦ならではの謝り方をご紹介 >>