7月相場の特長

7月は株価を大きく左右する企業の決算発表がひと段落し、材料出尽くしたような月と言えるのではないでしょうか。企業側も決算発表や株主総会が終わり、新経営陣で本格的に経営を始める月とも言え、大きな材料が出にくい月だと思います。そこで今回は7月の傾向を調べるため下記のような条件で検証を行いました。

対象銘柄:東証1部全銘柄
買いルール:7月第一営業日に買い
売りルール:30日経過後に売却

検証の結果は以下のとおりです。

検証結果:7月相場の特長



システムトレードの達人

出所:システムトレードの達人


勝率: 34.83 %
勝ち数: 9,731 回
負け数: 18,211 回
引き分け数: 508 回

平均損益(円): -4,489 円  平均損益(率): -2.24 %
平均利益(円): 14,350 円  平均利益(率): 7.18 %
平均損失(円): -14,681 円  平均損失(率): -7.34 %
平均保持日数: 30.78 日

上記の検証を簡単に言うならば「7月頭に買って、30日保有し続けた結果」と言えます。検証結果を見ると勝率35%、平均損益は-2.2%となっており7月の株式市場は見事に「下落」の傾向があると言えるでしょう。

ではそのような株価が下がりやすい7月に好調な銘柄について見てみましょう。
図は上記の検証結果から成績が良かった銘柄のリスト(合計損益順)です。

7月に狙いたい注目銘柄

システムトレードの達人

出所:システムトレードの達人


上記のリストを見ると輸送用機器、精密機械、電気機器といった工業系の銘柄が好調です。工業系の銘柄は地味で知名度があまりないため株価が出遅れ気味であったり、PBRが1倍割れの水準であったりして割安な水準に放置されやすい傾向にあります。そのため株式市場全体が下がりやすい7月にディフェンシブ銘柄として注目を集めやすいのではないでしょうか。

合計損益だけではなく勝率や勝ちトレード数にも注目し7月に好調な銘柄をリストアップすると・・・

5310 東洋炭素(勝率80%)
2792 ハニーズ(勝率83%)
7267 本田技研工業(勝率70%)
3436 SUMCO(勝率80%)


などが挙げられます。上記の結果はあくまでも過去の株価データを分析しピックアップした銘柄であり、今年も同じようになるとはもちろん限りません。ただ闇雲に銘柄を選ぶよりは、このように過去のデータを分析して見つけ出した銘柄に投資するほうが少なくとも不安は少なくなり自信を持って投資できるのではないでしょうか。みなさんもぜひ過去の株価データを分析して投資できるようにチャレンジしてみてください。

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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)