美しいライティング・ジュエリー

ルイス・エドソン・ウォーターマン

ルイス・エドソン・ウォーターマン

1883年、“毛細管現象”を応用した世界で初めてのインクシステムをルイス・エドソン・ウォーターマンが生み出した。万年筆の歴史はそこがスタート地点と言うことができる。ウォーターマンはその後も、万年筆にいくつもの発明を注いできた。1905年にはクリップ付きのキャップを発明。さらに1927年にはカートリッジインクを世界で初めて発売している。

1926年にはアメリカからフランスのパリへと拠点を移し、デザイン性を重視した商品の開発へと注力するようになる。そして1970年にはインダストリアルデザイナーとして活躍していたアラン・カレを専属デザイナーとして迎え、デザイン性をいっそう洗練させた。

その結果、ウォーターマンの作品は“ライティング・ジュエリー”とも呼ばれるようになる。“WATERMAN IS A CREATOR”というブランドコンセプトの賜物であり、フレンチエレガンスをイメージさせるフォルムと美しいカラーリングは、万年筆以外のペンでも高い評価を得るようになった。また昨今は、アーティストやクリエイターとのコラボレーションに力を注ぎ、アニエスベーのアート基金を支援する活動もその一環と言える。

次のページでは、デザイン性の高い代表的モデルも紹介する。

コンテンポラリーなボールペン

現代建築の造形美を取り込んだ「パースペクティブ ホワイトCT」1万5750円

現代建築の造形美を取り込んだ「パースペクティブ ホワイトCTボールペン」1万5750円

名作の多いウォーターマンだが、比較的最近のものから代表的なボールペンを取り上げたい。創業125周年の2008年に発売された「パースペクティブ」だ。最大の特徴は、現代建築に多く見られるガラスや鉄骨素材をモチーフとした幾何学模様。さらに、建築物が林立する都市の風景をもデザインに取り入れている。高層ビルに見立てた円筒状のボディは、ペン先に向けて次第に細くなっていき、摩天楼が空高くそびえ立つ姿をイメージさせる。また大きなリングも特徴的で、現代建築からインスピレーションを得た幾何学ラインが刻み込まれている。

通常は、黒色のボディとゴールドおよびクロームトリムの織り成すコントラストが美しい「ブラックシリーズ」と、淡いトーンのボディに透視図(パース画)をモチーフにした幾何学ラインの模様を配した「デコレーション シリーズ」を展開。しかし今回は、トレンド色のホワイトのモデルに焦点を当てた。人気のプロダクトラインで横断的にホワイトを取り入れた「ピュアホワイト コレクション」ならではのイノセントな筐体は、美しい気品を演出してくれる。

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