住宅リフォーム/リフォームの間取り・プラン [部屋別]

部屋の間仕切りリフォームで、かんたん間取り変更

簡単な間仕切りリフォームで、成長に合わせた子ども部屋が作れたり、リビングとダイニングを2つに分けたり広々とさせたり。壁の代わりに引き戸やパネル式のパーテーションを使えば、手軽に部屋の間取りが変えられるようになります。(2018年改訂版、初出:2011年7月)

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

壁の代わりに引き戸やパネル式のパーテーションを使えばこんなに便利

アルミ製の間仕切り用引き戸式パーテーション

アルミ製のスタイリッシュな引き戸式パーテーションを使えば、簡単な間仕切りリフォームでインナーテラスを作ることもできる(ラインフレーム/大建工業


部屋の間仕切りを壁で作ってしまうと空間が完全に固定されてしまいます。そこで間取りを自在に変化させることができる、引き戸やパネル式のパーテーションを使った簡単な間仕切りリフォーム術をご紹介します。夫婦の寝室を2つに分けたり、リビングにパソコンスペースを作ったり。生活スタイルの変化やシーンに合わせてフレキシブルに使える空間になります。
 

引き戸式パーテーションでリフォームすれば、寝室の間仕切りが自由自在

いつも一緒の夫婦の寝室、たまにはひとりで静かに眠りたい時もあります。そんな時は、引き戸式のパーテーションを使って間仕切りリフォームをすれば、今日は別々でも明日は一緒、その日の気分で間取りが変えられる寝室になります。
 
引き戸式パーテーション

天井までの引き戸式パーテーション。ベッドの間に取り付けしておけば、閉めればそれぞれの個室に(パナソニック


例えばベッドとベッドの間に、引き戸式のパーテーションを取り付けるリフォームをすれば、開ければいつもの寝室、閉めれば2つの個室になり、夫婦それぞれの時間を楽しむことができるようになります。引き戸式は開閉に場所を取らないので、狭い部屋でも大丈夫です。

天井までの大型の上吊り引き戸なら、まるで動く壁のよう。床にレールが無いので、開け放った時もスッキリとしています。エアコンの温度でケンカした日や、たまには夜遅くまでベッドで読書を楽しみたい日も、さっと閉めればそれぞれの個室になるのでストレスがたまることなく、お互いにのんびりとした時間が過ごせます。
 
和紙調ガラスの引き戸式パーテーション

和紙調ガラスの引き戸式パーテーションを使ってリビングの一角に作った寝室。ゆるやかにプライバシーが保てる。引き戸を閉めればゆっくりくつろげる空間に(ベリティス/パナソニック)


引き戸式のパーテーションには様々なデザインがあります。吊り戸タイプなら下レールも無くすっきり。樹脂パネルやガラスを入れた透明や半透明のパーテーションなら、圧迫感が無く、閉めてもそれぞれ明るい部屋になります。

光だけでなく風も通すことができるルーバー建具もあります。ブラインドの羽のようなルーバーがついているので、戸を閉めたまま羽を開ければプライバシーを確保しながら光と風だけを通すことができます。もちろん閉めれば普通の戸になります。これならどちらの部屋も明るく風通しのいい部屋になります。
 
ルーバー建具 引き戸

ルーバーが動くので通風量と視線をコントロールすることができる引き戸式パーテーション。戸を閉めたまま風通しができる(ラシッサ/LIXIL


戸を開け放ったり閉め切ったり、閉めたまま光と風を通したり。生活スタイルやシーンに合わせて自由自在に間仕切ることができるのが、パーテーションの最大のメリットです。
 

キッチンを隠したりオープンにしたり、LDKの間仕切りも自由自在

生活スタイルが変化すれば、それに伴って快適な間取りの形も変わります。その都度、間取りを変えることができれば、いつでも便利に快適に暮らし続けることができますが、そうは言っても、何度も壁を作ったり壊したりしていては、手間と費用が掛かります。
 
吊り戸タイプの間仕切りパーテーション

開ければひろびろLDK、閉めれば個室。大型の上吊り引き戸は、まるで動く壁。床にレールが無いので空間の一体感を損ねない。連動機能付きなので軽い力で楽に動く(間仕切り戸・吊り戸タイプ/パナソニック)


そんな時、壁の代わりにパーテーションで間仕切りをしておけば、生活スタイルの変化にも柔軟に対応できます。例えばLDKを引き戸式パーテーションで間仕切りしておけば、引き戸を開けばひろびろとしたLDKに、閉めればそれぞれが落ち着いた小さな部屋になります。落ち着きたい時や、来客時に隠したい物がある時もさっと閉めるだけでOK。生活スタイルやシーンに合わせて、家の形を自在に変えることができるようになります。
 
LDKの間仕切りパーテーション

LDKの間仕切りパーテーションを開けたり閉めたり、引き戸が自由自在に動く壁になる(パナソニック)


このような引き戸式のパーテーションは、その時々で一番暮らしやすい形にできるのがうれしいところ。後にまた生活スタイルが変わった時も、最小限のリフォームで済みます。
 

収納感覚!間仕切り引き戸でパソコンコーナーもサッと隠せる

パーテーションは、ダイニングやリビングにパソコンコーナーや書斎を作る時にも活躍してくれます。

パソコン周辺はどうしても散らかりがちですが、そのままにしておくと部屋全体が散らかって見えてしまい残念なことに。そこでパソコンコーナーを、パーテーションで間仕切りリフォームすれば、いつもスッキリ片付いて、来客時にも収納感覚でサッと隠すことができます。
 
間仕切り開閉壁

モノが多く雑多になりがちなパソコンコーナーも収納感覚でサッと隠せる。子どもの勉強スペースにもいい(間仕切り開閉壁・スクリーンウォール上吊り/パナソニック)


パーテーションで部屋を小さく間仕切ることは、省エネにもつながります。例えばいつもひろびろとしたLDKを、小さな空間に間仕切って冷暖房すれば小さなエネルギーで暮らすことができ、エコなのはもちろん光熱費の削減にもつながります。
 
引き戸式の間仕切りパーテーションで作った書斎

寝室の中に引き戸式の間仕切りパーテーションを使って作った書斎。ガラス面は半透明で不透明でも自由に選んで(パナソニック)


ただしガスコンロが付いた壁付けキッチンを、パーテーションや扉で隠してしまうプランは、火災予防条例に違反します。キッチンを扉で隠したい場合は、東京都では、IHクッキングヒーターなど電気を熱源とする設備を使用する、電源に関する安全対策を行うなどの条件付きで許可されます。これらの条件はお住まいの地域によって異なりますので、キッチンまわりのパーテーションリフォームはリフォーム会社によく相談しましょう。
 

パネル式のパーテーションで、成長に合わせた子ども部屋に!

 
子供部屋の間仕切りパーテーション

小さなうちは2人一緒の子ども部屋、成長したら2部屋に分けて、どちらかが独立したらまた1部屋に。こちらは引き戸式だが、壁に沿って畳めるパネル式もある(パナソニック)


快適な子ども部屋にするコツは、子供の成長にあわせて部屋も成長させてあげること。子どもの成長はあっという間です。そこで開閉式のパーテーションを使う間仕切りリフォームをしておけば、子どもの成長に合わせて部屋も成長させることができます。

例えば子どもたちが小さなうちは2人で一緒の子ども部屋、成長したらそれぞれの個室にして、どちらかが独立したらまた1部屋に。壁を作ったり壊したりするリフォームは手間が掛かりますが、パーテーションならとても簡単です。
 
パネル式のパーテーション 開け閉めの様子

パネル式のパーテーションを取り付けた子ども部屋の例。パネルを閉めた状態で、1枚をドアとして開閉できる(パナソニック)


上の写真はパネル式のパーテーションを取り付けた様子です。2部屋に分けたり1部屋に戻したりが、自分で簡単にできるようになります。壁の一部にドアが組み込まれているので、全部閉めた状態で1枚をドアとして使うこともできるなど、様々な空間活用ができます。

このようなフレキシブルな作りにしておけば、子どもたちが巣立った後も、今度は夫婦の寝室にするなど、部屋を再活用しやすくなります。
 

収納で部屋を間仕切るアイデアも!

暮らしの変化は必ず訪れるもの。その変化に合わせて家の作りもフレキシブルにしておくと、長く快適に、そして費用も安く暮らし続けることができるようになります。引き戸やパネル式のパーテーションの他にも、自分で移動することができる可動間仕切り収納もあります。詳細は下記でご紹介していますので、あわせてご覧下さい。
造作家具や屋根裏、ロフトベッドなどを使って子供部屋を2つに分けるアイデアは下記でご紹介しています。
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